人間にとって、
健全な自尊心が育っていることは
とても大事なことだと思うのですが、
何かにつけて、
自分はダメだとか信じられないとか、
自分を責めたり虐待してしまう人、
いますよね。
中には、四六時中、無意識に
自分を虐待し続けるような思考を
頭の中に巡らせている人もいます。
そうして自分に向けた虐待の思念は、
呪いのように自分自身を呪縛します。
だから、幸せになりたかったら
無意識に自分が自身にどんな思念を
向けているか、注意しましょう。
これまで、折に触れて
自分自身を大切にすることについて
書いてきていますが、
他人にされる扱いには敏感でも、
自分が自身にする扱いには無頓着で、
相当にひどいことを無自覚に
できてしまうのが恐いところです。
まずは、少なくとも自分を虐待
することをやめましょう。
そして、自分が自身の一番の味方
であるように。
自分が幸せになるために、
何がしてあげられるのか、
じっくり考えてみましょう。
大きな夢を達成するというのも
アリと言えばアリだけれど、
すぐにできることから着実に
積み重ねていくことです。
たとえば、
自分を後回しにしないとか、
自分との約束を守るとか、
ちゃんと自分の気持ちを尊重し、
応答するとか。
今までどれだけ自分という存在を
軽く扱って、邪険にしてきたでしょうか。
心当たりがあるなら、
その反対をやればいいのです。
それでも今ひとつわからないなら、
最近、他の人からされた扱いで、
とても嬉しかったことがあったら、
それを自分に対して心からしてみるとか、
嫌な扱いをされたのなら、
そうではない、もっとこうされたかった、
というのを自分にするとか。
そうやって、少しずつ
自分を大切にする癖をつけて行きましょう。
そうしていくと、
くじかれていた自尊心が、
ゆっくりと回復して行って、
自分を信頼できるようになっていきます。
特に、自分との約束は
どんな小さな約束でも守ること。
自分の言ったことを簡単に翻すとか
約束を守らない人って、
信用できないですよね。
あなた自身が、自分に対して
信用できない人にならぬよう。
それを実行しようと思ったら、
必然的に思慮深くなります。
自分が本当に何をどこまでできるのか、
現実的に捉えられないと、
言ったはいいけれどやっぱり無理だった、
となってしまいかねませんからね。
どうせ自分だからいいや、ではなく、
自分だからこそ、大切に考える
ようにしましょう。
自分を大切にできる人は、
他者も大事にできる人です。
自分自身の内側が整合性が取れていると、
外側に向けても、その人の言動や
所作が安定してきます。
その人の発する言葉は、
一言一言に重みがあり、
周囲からも信頼されます。
あの人がそういうのだから、
きっと大丈夫だろうとか、
任せてみようと思えるのです。
それは、その人が不用意に
発した言動ではないということが
わかるし、行動してきた実績の
裏付けがそう感じさせるんですね。
いつも自分を裏切り続け、
他者との約束を軽く反故にする人は、
信頼されません。
言葉の軽い人に、ならぬよう。