忙しい現代人、
いつも何かに駆り立てられるように
過ごしていて、気が付くと一日が
終わっている。
そんな日々の繰り返しという方も
多いのではないでしょうか。
最近私が意識しているのは、
今を楽しむことを疎かにしない
ということです。
移動中に見かけたきれいな花を
ちゃんと見て、心で味わうとか、
本当は大切にしたい人との対話を
上の空にしないとか。
本当はその時に
やりたいことがあるのに
やらなければいけないことが
押している時でも、
できる限りやりたいことも
ちゃんとやるようにしています。
これまでは、そういうときは
やらなければいけないことを優先して
やりたいことを諦めていたんですよね。
切り捨てるというか、それは
やらなければいけないことに比べたら
重要度は低い、という判断だったのです。
でも、そうやって
やらなければいけないことを
やっていても、どこか気がそぞろで、
満たされないのですよね。
そんなことを繰り返して生きていたら、
きっといつまでも目の前のことを
楽しんで満たされる人生は
やってこないだろう、と思ったのです。
そもそも、やりたいことを重要視
していないということ自体、
おかしな話です。それも立派に、
重要度は高いはず。
だから、あれもこれも大事だけれど、
もう一度やりたいこととやらなければ
いけないことの時間配分を考え直して、
できる限り全部やる!
という方向で動いたら、
何と、結局全部できてしまったのです。
諦めていた時は、
やらなければいけないことは
片付いたけれど、やりたかったことは
できないまま、どこか心が満たされて
いなかったのですが、
諦めないでやってしまえば、
結構できてしまっていたのですよね。
今はできない、となぜ思ったのか。
時間や体力、経済的な要因で、
こんなにはできない、というところで
最初に自分で制限値を決めて、
それをゴールにしてしまっていました。
そうしたら、その通りになるのは
道理です。
やるつもりでそこに制限を設けず、
取り組んでみて、目の前の現実の流れを
見ながら臨機応変に調整していけば、
できないこともあるだろうし、
案外できてしまうこともあるでしょう。
けれど、やりたいことをやるスペースを
そもそも考えない時と比べたら、当然、
そのスペースの可能性を考えて
行動していた方が、実現の可能性は
高くなるでしょう。
自分の意識が、どのあたりに
着地点を見ているかな、というのが
能力以上に大事なのです。
できないのは能力がないからではなく、
ただ、見ている目線の違いなのだとしたら、
自身の能力のなさを、それほど嘆くことは
ないのかもしれません。
どこかの学習塾のCMのように、
私たちにはやる気スイッチだけではなく、
様々な可能性のスイッチがあるのですよね。
ただそれをいかに見つけていくのか。
自分のほんのちょっとの
使い方のコツが見つけられたら、
セルフイメージが大きく書き換わるくらい、
力を発揮して活躍できている自分に
なれるかもしれません。
まずは、自分のニーズを軽く扱わず、
切り捨てないで受け止め、
できる限り応えてあげましょう。
それを積み重ねていくと、
心が喜びや安心の感覚で満たされていきます。
自分を後回しにしてきた人ほど、
その変化はすぐに感じられるでしょう。
それは、現実から分離していた心が
現実に戻ってきて落ち着く感覚
でもあるのです。
ハートはちゃんと、
今自分が在るべきところを
知っているんですね。
日頃、やりたいと思ったことを
速攻で抑圧してやるべきことにだけ
奔走している方、ぜひ今一度、
立ち止まって、今を生きることの喜びに
目を向けてみてください。