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さて。
人の心の奥深くをじっと掘り下げていくと、
時を止めたまま、暗いところに沈んでいる
様々な気持ちのカケラに出会います。
私たちの多くは、
絶望したら終わりだと思っていますが、
冷静に振り返ってみればわかる通り、
絶望した後も人生は続いていきます。
ただ、自分が終わりだと思って
終わりにしてしまうと、その人の中で
そこで時間が止まってしまうんですね。
周りの時間は同じように流れていくのに、
その人の中だけで時間が止まっている。
そんなことを感じたことのある方も
いらっしゃるのではないかと思います。
その先の人生を生きることを
拒否してしまった人たちですね。
セッションの中でも、こうした
冷凍状態になってしまったカケラ君を
見つけては、救助作業をしていくわけですが、
ちゃんとそのカケラ君のいるところまで
降りて行って、触れることができれば、
癒して、再び時間を取り戻して駆け回る
くらいになっていくことはできます。
なぜそれがリアルタイムでできなかったのか
と言えば、絶望のエネルギーに圧倒されて、
自分自身の真の力から離れてしまった
せいだろうと思います。
自分はもうダメだ、と思ったら、
ダメなところを目指してしまうし、
絶望の圧倒的なエネルギーに飲み込まれると、
外で誰が何を言おうと、その絶望の囁きを
真実だと受け取ってしまいます。
たとえ目の前でキリストや仏陀が
あなたは大丈夫だ、と言ったとしても、
そんなものは意にも介さず、
絶望の囁きを自分の真実として
一生懸命それに集中してしまうような
在り様の人も見かけます。
でも、感情解放ワークを実践されている
みなさまは、ぜひ覚えておいて
ほしいのです。
絶望しているとは、絶望のエネルギーに
飲み込まれた状態であり、そのとき
脳内で巡っている思考のほとんどは、
真実ではないのです。
本当のことを知りたければ、
自分が今、絶望のエネルギーに
飲み込まれているのだと気付いて、
そのエネルギーをしっかり捉える
意識のポジションを取ることです。
この初動が取れれば、
それ以上絶望に堕ちることなく、
圧倒されていたあのエネルギーを
しっかり捉えて受け止めていくことが
できるでしょう。
すると、まるで希望など見えず、
太刀打ちなど到底かなわないと
見えていた景色が変わります。
それは、自分にもコントロール可能な
状況に見えてくるのです。
つまり、絶体絶命に見えていた景色に、
生き筋が見えてくるわけです。
クライアントさんたちにも
良くお伝えするのですが、
絶望的な出来事というのはない。
あるのは、ただの出来事と、
絶望のエネルギー、そして
それに飲み込まれた人だけである、と。
この違いがわかるでしょうか。
本当にこれがわかったら、
やるべきこと、どこに力を尽くせばいいのか
というのがわかってきます。
まずは自分自身に踏み留まること。
なぜなら、自分から離れた途端に
自分の人生を生き抜いていく力から
切り離されて、無力になるからです。
そしてまた、自分がどう生きたらいいのか
を知る導きからも切り離されます。
こうして、絶望に飲み込まれ、
生きる気力を失った人が生まれるのです。
自分の人生に戻りましょう。
そして、自身を癒していく力を
再び取り戻すのです。
肉体があってもなくても、
私たちの旅路は続いていきます。
その旅路を、見届けて参りましょう。