ギフトを受け取る器

自分自身のギフトを開花させたいと
願うとき、本当にそれを受け取る
覚悟があるかどうか、
試されることがあります。

セッションをしていても、私自身についても、
その問いかけに対して、諸手を挙げて
Yes!と言えずにいる場面に
しばしば遭遇するのですが、

願っているはずなのに、
いざ受け取ろうとすると、
足がすくんだり、
はぐらかしてしまったり、

一番大切なところで
自分自身から逃げてしまうのです。

本当に願っているものに触れることが、
どこか恐いんですね。

でも、自分をはぐらかし続けていては
本当に願っているところに
たどり着くことはできません。

一見似ているようだけれど、
全くの別物でお茶を濁す人生では、
やっぱり本当に自分の人生を
生きていることにはなりませんものね。

望んでいるけれど、恐い、
というこの状態を、
精一杯の勇気と
自分自身への誠実さをもって、
超えて行かねばなりません。

本当の願いを生きることに対して、
人によって、様々なブレーキが
あります。

誰かに昔、投げかけられた
お前には無理だ、という呪いのような
言葉に縛られていたり、

魂に刻まれた、
重大な失敗とそれに紐づいた
深く傷ついた気持ちに
身動きが取れなくなっていたり、

ギフトを受け取ることで起こるであろう
変化に対する負担感など、
様々な恐れがあるでしょう。

そういう恐れがあっても、
だから願いを諦めるのか、
それらを超えて、自分自身の命を
真に燃焼させていく道に進もうと思うのか。

そこに選択があるんですね。

本当に向き合うからこそ、
そういう自分の中の奥深い恐れや
様々なブレーキに気づくわけで、

向き合わなければ、
そんなもの、生涯気付かず
無縁で過ごしていたかもしれません。

進むから見えてくる壁もあるのです。
だから、壁にぶち当たることは
悪いことではありません。

進んで現れてきた壁ならば、
攻略法を見つければいいだけの話。

深刻になりすぎずに、
ユーモアをもって取り組んで、
自分が成長していく在り様を
ワクワクしながら見て行けばいいんです。

創意工夫して、
自身の可能性を切り拓く、というのは
そういうことです。

自分がなぜ、ギフトを受け取れないのか。
その理由を問いかけてみましょう。

受け取ってしまったら、
どうなるのか。

受け取らずに足踏みしていることで
どんなメリットを得ているのか。

受け取ることで、失うものがあるのかどうか。

様々な角度から問いかけてみると、
気付くことがあるでしょう。

願っていてもそうなっていない
ということは、結局そのポジションが
今の自分には居心地が良い
ということなんですよね。

自分には資格がないとか、
まだ準備ができていない
という言葉もよく聞かれますが、

ではどういう自分だったら
準備ができていて許可できるのか、
その条件と言うのは本当に
そうなのかというところも
チェックポイントです。

ただ願いを実現する恐れから
逃げるための言い訳ってこともあるし、
本当にまだ力不足、ということも
ありますからね。

許可を出せないのが本当に
力不足からであるならば、
どんな力をつければいいのか、
さらに真剣に自分を見つめなければ
なりません。

本当に願いを実現させる気があるのかどうかが
その自分に向き合う姿勢に表れるのです。

本気であるならば、
自分の未熟さに直面する苦しみも、
超えて行けるでしょう。

そこで言い訳に終始するならば、
その願いも、ごっこ遊び程度のもの
なんでしょう。

自分に向き合い続ける中で、
本当の願いだと思っていたものが
単なる現実逃避の幻想だった
と気づくこともあるかもしれないし、

誰かの願いを代行していて、
自分の本当の願いとは違っていると
気付いてしまうことも
あるかもしれません。

魂の願いとか、本当の人生とか、
表面的にはとても耳触りの良い言葉
だけれど、

真にそれを生きようと思ったら、
極めてシビアに自分自身を精査
し続けることを、避けては通れません。

そのシビアな目に、常に
自身の本性を晒し続けることに
耐えうる自分を磨きぬいていくのです。

迷う心も、恐れる心も、
背を向けて逃げたくなる弱さも、
自分を欺こうとするずるさも、

自身を見つめる目に、
晒していくわけですね。

人によって、
歩みのペースはそれぞれだし、
向き合うテーマも違うでしょう。

でも、逃げずに歩み続けた軌跡は、
自分を裏切ることはありません。

その先に、堂々とギフトを受け取っている
自分がいるはずです。

その自分は、存分にそのギフトを生かし、
何の不安もなく使いこなせるでしょう。

ギフトが大きければ大きいほどに、
それに見合う自分で在るというのは
そういうことなんですね。

さて、今の自分は
どの程度のギフトを受け取る器であるか。

それがわかるなら、
おのずと道も見えてくるでしょう。

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