自身の力の源に帰っていく歩み

私たちは自身の本来の力の源に触れ、
繋がってくと、ただ在るだけで、
満ち足りて、美しく、とても力強い存在に
なるのだなぁというのをまざまざと
セッションで見させていただいて、

人間というのは、
何と素晴らしい存在なのだろうと、
しばし感動に浸ることがあります。

ときに傷つき、ボロボロになって
絶望に沈んでいても、あるいは、
狂気に我を忘れていたとしても、

それでも、これだけのものを体現する
可能性の種は、決して死ぬことなく
その人の中で、開花の時をじっと
待ち続けているのですね。

私たちが最も恐れているのは
何かの不幸が突然襲ってくることでも
誰かや何かを失うことでも、
無一文になることでもなく、

実は自身の本当の力の源に
繋がってしまうことなんじゃないか
と、思うことがあります。

多くの人は、無力な自分を嫌い、
力が欲しくてそこに繋がりたい
と思っているはずなのに、

とても深いところで
そこに帰っていくことを心底恐れ、
抵抗していたりします。

そうして、自ら自身の人生を
非常に生き辛く、複雑なものに
して行くのです。

不思議ですね。

自分の力の源を拒絶すると、
当然、エネルギー不足になりますから、
それを補うために、別の供給源から
エネルギーを調達しなければなりません。

それがたとえば、
エネルギーバンパイアと呼ばれる
人たちのように、エーテルコードを伸ばして
他者のエネルギーを吸い取っていく
ケースもありますし、

強烈なカリスマ性で、多くの人から
賞賛や羨望、憧れ、またときには
嫉妬や恐れといったエネルギーを掻き立て、
自身のエネルギーにしている人もいます。

あるいは、
神仏やダークサイドの存在を信仰して、
その信仰対象から力を得るということも
ありますね。

神仏への信仰など、一見ポジティブ
と思えるようなものも、実は
自身の源に触れることへの障害になっている
というのは、よくあることです。

自分と信仰対象との関係性の持ち方
の問題だとは思いますが、

個人的には、信仰対象を通して、
最終的には自身の源に帰っていくような
信仰の仕方でない限り、

どこかで根源に帰っていくラインを
越えていくことを妨げるように
働くだろうな、という気はします。

そういう信仰の仕方をしている人を
割とよく見かけるのですが、

そういう人は、意識が深まって、
あるラインまで来たときに、
それまでの信仰の在り方を、
根底から立て直す場面が来るだろう
と思います。

そこに抵抗してこれまでのやり方に
固執すると、霊性の自然な深まりに
逆らうことになるので、
深く苦悩するでしょう。

話は戻って、
何故に私たちは自身の力の源を恐れるのか。

頭ではもちろんそれを求めて
日夜パワフルな自分に恋焦がれている
はずなのに。。。

本当に自分はそれを恐れているのだろうか?
と思う方は、試しに自分のハートを
じっと感じながら、

本来の力を取り戻し、
生き生きと自分の人生を生きて輝いている
自分をイメージして見ましょう。

何の苦もなく、ありありとその感触が
イメージできる方は、既にその自分に
なっているはずです。

イメージが難しく、まるで実感のない方、
あるいは、パワフルな自分になった途端に
ざわざわと落ち着かない感じがするとか
不安になるとかの感触がある方は、
抵抗があるということです。

頭で考えると、こういう抵抗の感覚は
理想像にほぼ蓋をされて気付けないので、
思考で考えても正しい答えは出ません。

思考は、いくらでも真実を捻じ曲げますからね。
だから、いつもハートで感じて、とか
体感を通して思考を使わないところで
問いに答えていくのです。

私のセッションはすべて、
その方ご自身の力の源に帰っていくことを
意図して組み立てていますが、

そこに近づくにつれ、
抵抗が熾烈になる方も結構あります。

でも、そういう方でもご自身の方向性を
しっかり認識されて諦めずに歩んで行けば、

しばらく苦しい時が続いても、
あるとき、ガツン!とそこを越えていく方も
ありますし、

積み重ねの成果がじわじわ表れて
なんだかすごく変わったよね、
と周囲から一目置かれるくらいに
存在感を増してくる方もあります。

人によって、その歩みは
一様ではありませんね。

ただ、着実に力をつけて行っているな
と感じる方は、根本の決意にブレがない
というところは共通しています。

だから、もうダメかな、と思うくらいに
打ちのめされるような場面があっても、
そこで自身の歩みを疑ってフラフラする
ようなことはないですし、

なんだかんだ言っても、
ちゃんと再び立ち上がって
歩き始めるんですね。

その真摯な姿勢には本当に頭が下がる
思いがすると同時に、彼らの上に恩寵在れ、
と祈らずにはいられません。

どんなに恐れても、抵抗してもいい。
道の果てしなさ、歩みの困難さに
打ちのめされてもいい。

時には休息したり、投げ出したりも
するでしょう。

それでも、疑問を抱き、葛藤し、
問い続けることから逃げてはいけない
と思うのです。

そうやって鍛え上げた歩みだからこそ、
ゆるぎなく、あなたが花開くのです。

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