耳の痛い言葉、理不尽な言葉、グサッとくる言葉

人生、生きていれば人から耳の痛いことを
言われることもあるものだと思いますが、
そんなとき、あなたはどんな風に反応、
あるいは応答しているでしょうか?

筋の通った忠告で、信頼している人
から言われたのなら、謙虚に受け止める
けれど、

普段から信頼できない人物から
言いがかりのような言葉を投げかけ
られたら絶対拒絶する!ということも
あるでしょう。

また、身近な人から言われた
ドキッとしたりグサッとくるような
言葉も、結構ショックを受ける
ものだと思います。

日々、人と接していたら
多かれ少なかれ、色々な言葉の
やり取りがありますよね。

上記のようなケースは、
そのどれも、自分自身を振り返る
糧にすることができます。

1番目はともかく、2番目も?
と思われた方もあるかもしれませんが、
「鏡の法則」を使って読んでいくと、

これも立派に自分自身の気づきを
得ることができるのです。

だから、どんな出来事からも
私たちは気づき、学ぶことが
できるんですね。

むしろ、こうした一見理不尽で
受け取るに値しない、と思うような
ものこそ、自己認識の死角を見る
上で、非常に重要な気づきを
差し出してくれているものです。

1番目のようなケースでは、
普段から心を開きやすいですから
気づけるでしょうが、

スルーしがちなものは、自分で
意識して受け取っていくようにしないと
なかなか受け取れませんからね。

ただし、理不尽な言葉にもそのまま
耳を傾けろと言っているわけでは
ありません。

「鏡の法則」には読み方があります。
鏡の像をそのまま受け取るわけでは
ないというところがミソです。

これまでにもしばしば書いてきていますが
そういう言動を自分にしてきたその相手の
心の奥には、一体どんな気持ちが
あったのか?という動機を見るわけです。

嫉妬で嫌味の一つや二つ、言わなければ
どうにも気持ちが収まらなかったとか、

押しつぶされるような苦しみから
逃れたくて責任を押し付けてきている
とか、

そういう言動をするには、
何らかの心の動きがあるわけですね。

そこを見るんです。

じ~っと相手のその部分を
ジャッジメントせずに眺めていると、
やがて「あ、これって自分じゃん!」
という気付きがやってきます。

自分はもちろん、その相手のような
言動はしないかもしれないけれど、
根っこにあるものは同じなんですね。

今は被害者としてその感情を表現
していますが、被害者と加害者は
この一つの感情によって表裏の関係に
ありますから、

何かの拍子にあなたも相手のように
加害者の側に回る可能性が大いにある
と言えるのです。

その可能性を無意識にも感じているので
あなたはとても用心深く自分を律し、
その人のようにならないように、と
自分を戒めていることでしょう。

戒めが必要であるということは、
紛れもなく戒めがなければ暴走して
しまう自分がいる、ということを
示しています。

感情解放ワークでは、
「戒めがなくても暴走しない自分」
になるまで、暴走要因を統合していく
ことをします。

戒めているうちは、必ずそれは
暴発するものだと思っておきましょう。

それから、3番目のケースの場合も、
動揺してしまって後々まで尾を引く
ことがあると思いますが、

中途半端に逃げないで、この際
しっかり向き合っていくと、
より自分を深く知るチャンスに
できます。

ドキッとしたりグサッと来ている
ということは、何かしら核心を
突いているわけですね。

自分でこれを掘り下げようと思ったら
結構大変ですが、向こうから指摘
してもらっているわけですから
何とも有り難いではありませんか。

不意打ちを食らった分、
受け止めがたいかもしれませんが、
ザワザワと湧き上がっている
落ち着かない気持ちをジャッジメント
せずに、受け止めていきましょう。

なぜその言葉にあなたはそんなにも
動揺したのでしょうか。

言ってほしくない言葉だったのかも
しれないし、そんな風に思われていると
知ったのがショックだったのかも
しれません。

そして動揺のあまり、相手を非難
したり言い訳をたくさんしている
自分を見出すかもしれません。

批難も言い訳もやめて、
在るがままに居心地の悪さや
ショックを受け止めます。

自分が否定し、逃げ続けてきたのは、
何だったのか。

私はそんなんじゃない!
だって○○だったんだから仕方がなかった。
私のせいじゃない。
私だって大変だったんだ!
などなど。

みな逃避の言葉です。
もしこれらを言わずに受け止めたとしたら、
耐え難い苦しみが湧き起こるでしょうが、
あなたが逃げていたものこそ、
これなのです。

ここを統合できたら、
あなたの世界は物凄く変わっていきます。

どんな出来事も、使いようですね。
日々の気づきを、成長の糧にしていきましょう。

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