密度の濃い旅から帰ってきて数日、
今回の旅は、通常の、普通の旅ではなかったな～
という実感が日に日に増しています。
旅の最中は、とにかくその瞬間瞬間を
生きることで精一杯で、じっくり感じる
余裕もなかったのですが、
旅の記録を振り返ってみて、
改めてそのエネルギーの密度に
驚いています。
ブログに流れをざっとまとめるだけでも、
かなりのエネルギーを使いましたし。
よくこんな密度で回ったな～と。。。
今回の旅は、ある伏線があって背中を押され、
動く予定のなかった時期に、行く予定もなかった
地を訪れることになりました。
普段、私はあまり旅行などで動くことを
しない方なので、こういうこと自体が
とても珍しいことではあります。
日程も、諸々調整の中で微妙に動いたりして、
いつもだったらほとんどの週末は講座や
ワークショップなどで埋まっているのですが、
たまたま空いていた週末にすぽっと
はまった感じでした。
そして予期せぬ台風の直撃。
事前にかなり綿密にスケジュールを組んで
いたのですが、台風のお陰ですべて白紙になり、
まさに瞬間瞬間の状況に応答していく
流れになりました。
これが結果的には本当に素晴らしい結果に
導いてくれたのですけれど。
普通、貴船・鞍馬に行った同じ日に
比叡山を回ろうなんて思わないですものね。
事前に予定を組んでいたら、絶対に
こういう風にはならなかったと思います。
でも、どうしてもこの日にこういう密度で
行かなければならなかったのでしょう。
強い雨風で清められた直後の
最高のタイミングで。
帰ってきてから、自分の体の中に
訪れたそれぞれの地のエネルギーが
しっかりと生きているのを感じるにつけ、
その必然性を思います。
今まで、どこかに旅をしてこんなにも
かの地のエネルギーの影響が体に残っている
ということはありませんでした。
大概、数日すれば消えていきます。
けれども、この旅のエネルギーは
消えることはなく、何と言うか、
その後もかの地につながり続けているような
そんな感じがするのです。
生駒山や、比叡山や東寺のあのエネルギーが
今も心地よく私の中で生きています。
ただパワーを充電したというわけではない
ご縁をいただいた気がします。
本当にその感触が心地よくて、
幸せに感じられるのです。
それ故、旅に出る前と、帰ってきてからの
私のエネルギーは、確かに変わったようです。
特に今回は、神仏に導かれた旅で、
自分の中に埋もれさせ、制限をかけていた
ご縁を掘り起こしたような印象もあります。
実際、これまで私はインドの神々は別として、
日本の神仏とのご縁を意識的に避けてきた
ところもあります。
それは母の強い干渉と言うか、
制限のためもあったのですが、
この旅ではほぼ一人で動くことができたので、
自分が思うように神仏に心を寄せ、
そのエネルギーに触れることができました。
それが、ことのほか嬉しく感じられて
いるのかもしれません。
必要以上に面倒を抱え込むことはないけれど、
闇雲に恐れ、避けているだけでは
わからないことがある。
自分で触れて、感じ、体験したいのですよね。
人が言うことは本当なのか。
自分にとってその言葉が当てはまるのかどうか。
私の現実は、私だけが体験できるものだから。
今回の旅で、私は自分にかけた封印を一つ、
解いたのかもしれません。
いただいたご縁を、自分の中でどう生かしていくのか。
いま私の中で特に強く感じられている
清々しく美しい、あるバイブレーションの
エネルギーがあるのですが、
今後、心を寄せていきたいと思います。
それから、帰ってきて数日後に体に
ある変調があって、昨日は病院に行ってきました。
それほど大事ではないようでしたが、
元々あったものが急に悪化したので
びっくりしました。
しばらく薬で様子を見ることになりましたが、
これも潜在していたカルマがようやく
出てくることができた、ということなのかと
捉えています。
カルマにも、取り組むべきタイミングがあり、
解消できるタイミングがあります。
これは一体、どんなカルマだったのだろう。
じっとその箇所と対話していくと、
そこそこ古い時代のあるストーリーが
出てきました。
その中で、私はあることを背負ったのでした。
この「背負う」ということこそが
私自身のカルマで、
同じようにして「背負ったこと」が
今の私のエネルギーの中にいくつも
感じ取ることができました。
今となっては、それらはものすごく重く、
私自身を捕えています。
これに気づいたということは、
そろそろケリをつけるべきときに
来ているということなのでしょう。
思わぬ旅の副産物。
ぼちぼち取り組んでいくことにしましょう。