なぜ繰り返してしまうのか

なぜか理由はわからないけれど、
人生の中で繰り返してしまうパターンがある
という方、少なくないと思います。

恋愛でも仕事でも友人関係でも、
いつも同じパターンで失敗してしまう。
またか。と思う。

失敗をする度に、今度こそそういうことがないように
と細心の注意を払うのですが、どう頑張っても
結局同じことの繰り返しになってしまうんですね。

こういうケースはとても分かりやすいですが、
人生からのお知らせです。

そういう対処の仕方ではなくて、
逃げずにちゃんと向き合って受け止めていく
べきものがあるよ、ということなんですね。

要するに、
「細心の注意を払って避けようとしているもの」
をきちんと受け止めていけば、
二度と同じようなことを繰り返さなくなる
ポイントが隠されているわけです。

けれど私たちはとにかくそれを味わいたくないから、
蓋をしたり避けることにばかりエネルギーを
注ぐのですが、それではダメなんです。

感情のエネルギーの性質を知っていれば、
これはもう明らかというか、当然のこと
なのですが、

知らないがゆえに誤った対処をしてしまうのは
とてももったいないことです。

これまでこのブログを読んでくださっている方は
よくご存じのことだと思いますが、

感情は、在るがままに感じ生き切れば
後腐れなく去っていくけれど、

感じないで抑圧をしてしまうと、
いつまでも残ってしまうし、

そのエネルギーが私たちに受容されることを求めて
それを感じさせるような出来事を引き寄せて
きてしまうのです。

ということは、惨めさを拒絶すれば、
どれだけ頑張っても惨めさを嫌というほど
味わう出来事を引き寄せるし、

絶望を拒絶すればするほどに、
もっとも味わいたくなかった絶望を
感じさせる出来事を引き寄せてしまうわけです。

なぜ私たちはこうした感情を感じることを
拒絶するのかといえば、

そんなものを受け止めたら自分は打ちひしがれて
二度と立ち上がれなくなってしまうとか、
生きていけないと信じ込んでいるからです。

とてもそんなものを感じて受け止める力は
自分にはない、と思っているんですね。

でも、どんな人もちゃんと正しい方法を
知っていれば、受け止められない感情など
ないのです。

たとえ胸が引き裂かれるように感じても、
頭が真っ白になるようなショックや混乱も、

自分の人生の中でそれが起こったのなら、
私たちは必ずそれを受け止め、生きる力が
あるのです。

ただ、その受け止め方を知らずに
その感情に没入して我を見失ってしまうので、
こんなものを感じてはいけないのだ
と思うわけです。

自分が悪者になりたくなかったり、
悪いのはあいつのせいだと責任転嫁をしたり、
誰かや何かに依存したり、
誰かを傷つけたくないから孤独でいようとしたり、
自分が傷つく前に相手を傷つけたり、
真実の自分を受け入れてもらえないと思うから
嘘で自分を取り繕ったり、、、

ありとあらゆる人間の弱さの中には、
自分で受け止められていない様々な感情があって、
ただそれを避けたいがゆえに
在り方がどこまでも歪んでいくのです。

ということは、逆に言えば
そこが受け止められれば、歪みは直ちに修正されるのです。

感情解放のセッションでやっているのは、
そういうことなんですね。

人に責められる辛さが本当に受け止められれば、

嘘をつく必要がなかったり、
自分の正当性に固執しなくて済んだり、
責められる前に相手を責めまくるとか、
そんな必要はまるでなくなります。

すると、そもそも人に責められること自体が
無くなっていくでしょう。

避けようとしていた、最も恐れている
その感情をお迎えに行って、
ちゃんと自分の中で居場所を与え、
その存在を認め、生きてあげる。

それだけで、人生は物凄く変わっていきます。

そんなことをしたら、
自分がダメになってしまう!とか
自分が亡くなってしまう!とか
二度と立ち上がれない!とか
生きていけない!

なんてことはないのです。

むしろ、生き生きと自身の人生を
謳歌し始めます。

信じ込んでいるそれらの思考は
すべて真実ではないんですね。

でも、そういわれて頭で納得しても、
抑圧された感情はその段階ではまだ
解放されてはいませんから、

それに触れることは恐いでしょうし、
抵抗感は強いでしょう。

実際に、それを受け止めても本当に大丈夫だった!
という実地の体験が必要ですね。

あぁ、本当にあの絶望を感じても、
自分は死ななかった。
生きてこんなに清々しい気持ちでいられる!
と実感しないといけないわけです。

人生のどこでこの体験をするのかで、
その時代の意味合いが随分違ってきますね。

思春期にこれを体得しておくのと、
40代で初めて知るのと、
60代になってから知ることをイメージして
いただければ、自ずから見えてくるものがあるでしょう。

自分の人生に置き換えて、
半年以内にこれを知るのと、
あと5年今のまま耐えるのと、
死ぬまでこのまま行くのと。

どれが一番、自分の望むエネルギーを
感じるでしょうか。

それが、行動すべきタイミングということですね。

準備のできた方はぜひセッション受けてみてください(^^)

あなたが本当に自分の人生を喜びとともに
生きていかれますように。

関連記事

お知らせ

●満月のオンライン瞑想会
2024年
5月23日(木)19:00~22:00
6月22日(土)17:00~20:00
7月21日(日)17:00~20:00
・・・
●もしこちらの新サイトのブログが更新されてなかったら、 以下のミラーサイトをご確認ください。
・・・
アメブロ
https://ameblo.jp/25258pkou/entry-12734758809.html
・・・
gooブログ
https://blog.goo.ne.jp/25258pkou

最近の記事

  1. 黒い津波

  2. 自分の人生を導く恩寵に対峙する

  3. 受け取ることと伝えること

  4. 無力な自分という夢から覚める

  5. 裏腹な本心に根気よく寄り添う

カレンダー

2019年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
TOP