自分の中の、別人格のエネルギー

今日はスピリチュアルっぽいお話を。笑

スピリチュアルな能力って
人によってものすごく色々あって、
得意とする分野もあれば、
不得手な分野もあるのが普通です。

サイキックという言葉も
あんまり好きじゃないけれど、

何でもかんでもわかってしまうとか
できてしまうとかいうイメージは
勝手な妄想です。

絵を描くのでも、水彩画が得意な人もいれば
油絵が得意な人もいる。水墨画で卓越した技能を
発揮する人もいる。

そういう人たちでも、彫刻は苦手とか、
ダンスはからきし、とかあるでしょう。

それと全く一緒で、別に特別なもんでも何でもなく、
ただ得意な分野がそう言うことだった、
と言うだけのことなんだと思うんです。

でも、どんな分野でも、ただ好きとか得意
というだけじゃなく、それからどれだけ
修練したかっていうのも大きいですけどね。

よく、私のリーディングを聞いて
どんな風に見えてるんですか?
って質問されることが多いのですが、

前にも書いたことがありましたが、
私はあまりビジョン派じゃないので
はっきりと、姿形が見えるわけじゃありません。

前は過去世とかリーディングしても
割とクリアにビジョンで見ていたのですが、
ビジョンだと映像に振り回されやすいので
段々と別の感覚で読むようになりました。

だから、パッと見て何かが憑いてるとか
わかることはあんまりなくて、

ただ、何となく様子がおかしいぞ?
何だろう?って思ってじ~っと「読み込んでいく」
ことで、「あぁこれは女性の生霊みたいだ」とか、
「どこかで拾ってきた浮遊霊みたいなのが乗ってる」
ってわかるんですね。

そして、それらと直接対話して言葉を聞く
ときもあるけれど、大抵はそうしたエネルギーの
感情や意図を読んでいくことの方が
私の場合は多いですね。

そちらの方が得意だし、表面的な言葉に
惑わされないから。

騙そうとか言い訳しているとか、
別の意図がありそうだとか言うのがもしあれば、
バイブレーションにはそれが偽りなく表れるためです。

こういう読み方をするようになって、
最近よく気づくようになったのが、

その人の中に、その人ではない
別のエネルギー人格が入っているパターンです。

セッションの中でもかなりの確率で
出てくるのですが、あまりにも多いので
私自身、「ちょっとこれ、自分でそういう風に
見ようと誘導しているんじゃないか?」と
思ったりもしました。

でも、最初は確信が無くても
念のため色々チェックして見ると、

段々異質なその人格のエネルギーの分離した
境目が捉えられるようになってきて、
あぁやっぱりそうなのだな、とわかったりします。

こういうのは、「憑いている」んじゃなくて、
その人の中に入り込んでるんですね。

つまり、エネルギーフィールドに
乗っかっているわけじゃないんです。

で、その人自身のように振舞って
普通の顔して生きている。

当人も、それが自分だと思ってますから、
ほぼ気づく機会はないんですね。

で、そういう人の特徴は、
前にも書いたことありましたけれど、

・とにかく当事者意識が無い。
・自分のことなのに決められない。
・自分の気持ちや望みがわからない。

というのが鉄板です。

これらがあったときは、
まずこのパターンを疑います。

でも、考えてみれば当然でしょう。

本人じゃないんですから、
当事者意識なんて持ちようがないし、
「自分」のことなんて決めようがない。
ましてや「自分の気持ちや望み」なんて
わかるはずが無いんです。

あなたの中に、あなたじゃない人格が
入ってますよ、って指摘すると、
みんなびっくりするし気持ち悪がるけれど、
(まぁ当然ですね)

でもそれらが勝手に入っているわけではありません。
自分で招いて、契約して、「入っててもらってる」
んです。

ここ大事なポイントね↑

必要だから来てもらっているわけです。

なぜ必要なのかと言うと、
自分を生きるべき本人が、
自分の人生が嫌で嫌で仕方がなくて
逃げ出したかったのです。

で、自分はここに居たくなくてどこかに
逃げちゃう。

空になった自分の体に留守番してもらう存在が
必要になったので、入っててもらう契約を
したわけですね。

だから、「いないと困る」存在なのです。

そうやって本当の主人が不在なまま、
何年も、何十年もその状態で生きている。

「代理人」も、本人らしく振る舞って
そつなく演じているけれど、本質的なところは
所詮は代理人ですから、どうにもなりません。

そのうち人生が行き詰って苦しくなってきて、
サロンにやってきて本人不在の代理人であることが
発覚、という流れになるのです。

責任を取らないでのらりくらりとしている人、
いますよね。人生を投げ出して、
後は野となれ山となれ、みたいな生き方を
していたり。

あれはみんな、「代理人」なのかもしれません。

そういうケースでは、何を問うても
答えがすべて「嘘くさい」んですよね。

これを識別する感覚は必須なのですが、
真実の響きが無いんです。
上っ面で答えている。

こうなると、どうにかしてご本人に
コンタクトを取って戻るかこのまま行くのか、
決めて頂かないといけません。

今まで、最後まで逃げて戻ってこなかった人も
いますが、ほとんどの方は「代理人契約」を
解除してご本人は戻ってきてます。

でも代理人が1人じゃない時もありますしね。
何重にも、下っ端から上役が居ることもある。

よほど逃避癖が強い人、なんでしょう。

そういうのも、段階を踏みつつ、
逃げまくっていた諸々を引き受けていく
プロセスを通過しますね。

自分の中の逃避癖や嘘を見破っていく感覚を
磨くことは、ワークにおいてかなり重要ですが、
それがこういうことにも気づける能力に
繋がっていくのです。

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