愛がほしいのに受け取りたくない人々

最近、「~人々」シリーズが続いてますが、
これ書き出すと結構面白くて、色々
見つけちゃいますね~。

きっと、「あ、これ自分のことだ~」って
共感される方も多いんじゃないかと思います。

自分のやってる悲喜劇を客観的に見て
笑い飛ばしてドツボから脱出するヒント
にしていただけましたら幸いです(^^)

ってことで今日は、愛されたいと言って
本人も必死で愛されるためのあらゆる努力を
しているはずなのに、

なぜか愛する人が目の前に表れたり、
無条件の深い愛が自身に差し出されると
すかさずガードを固め、「嫌だもん!」を
貫く人々について書いてみたいと思います。

セッションやってても、少なくない
っていうか、すごく多いと思います。
こういうパターンの人。

おいおい、さっきまで愛や自身への注目が
得られなくってすごくがっかりしたり
淋しかったり悲しかったりしてたんじゃないのかい?
ってツッコミを入れたくなりますが、

喉から手が出るほど欲しいのに、
それを受け取り、触れようとすると
苦しくて仕方がないのです。

頭では自分にそれが必要であることも
理解しているし、受け取るべきだということも
わかっているのですけれどね、

でも受け取ることが、ヘドを吐くくらい
気持ち悪く、唾を吐き返してやりたく
なるような気持ちになってしまうのです。

人にとっては本当に必要な栄養素なのに、
アレルギー反応を起こしたか如く、
心身が拒絶し、受け取れなくなっているんですね。

人によって、その苦しさや程度も様々で、
ヒーリングのエネルギーをかけていくことで
比較的すんなりその不快感が和らいで
受け取れるようになっていく人もいるし、

ヒーリングのエネルギーもはじき返して
さらに自身に呪いをかけてバリアを張るみたいに
ガードを固める人もいます。

後者のようなケースでは、掘り下げやっても
自身の真実を徹底的に覆い隠してしまい、
のらりくらりと煙に巻くような応答をして
埒が明かないので、

その場合は、スパルタ式の力技に誘導することに
なります。けれどこれは抵抗の強い人ほど、
結構苦しい思いをしますね。

普通に愛を受け取れる人なら簡単にできるし、
これの何が苦しいのか?というほどの
単純なことなのですが、

愛を拒絶して拗ねている人にとっては、
自分の中に獣を飼っているのか?
と思うほどに、嫌だ~って叫びだしたく
なるようなことだったりするのです。

一体何をするんだろう?って興味ありますか?

簡単ですよ。
私は愛を受け取りますって決めればいいのです。
そして、できれば声に出してそれを全身の細胞に
響き渡るように宣言をします。

たったこれだけ。

その宣言の言葉が、
喉から上しか響いていない、
いかにも嘘くさい響きに聞こえるか、

肚の底から、
自分の赤心を込めた響きで言えるか。

そもそも、たったこれだけの言葉が
どうしても言えないとか。

まぁ、人によって本当に色々ですね。

私自身も以前はこれが、
どうやってもできませんでした。

愛を受け取りたくて、でも受け取れなくて、
孤独と悲しみと絶望を抱えながら、
苦しいのだけれどどこか落ち着く
薄暗い世界で身動きが取れなくなっていたのです。

もうどの位そういう世界にいたのでしょうね。

何生も、愛に背を向けて生きてきた人生が
あったと思います。

それが自分のアイデンティティだと思っていたし、
諦め、納得してもいたし、変に希望なんか
持ちたくもありませんでした。

でも、恩寵は不意にやって来るんですよね。

自分は本当は愛を受け取ることを求めている。
でも、差し出された愛を受け取らずにいるのは
他でもない自分自身である、ということを認め、
その苦しみが癒えて行くことを望むことができたとき、
自分の力を越えた癒しの光が私に降り注いできました。

それから徐々に受け取れるようになっていった
のですが、

自分は被害者なのではないということに気づき、
本当はどうしたいのか、ということを
明確にすることが、こじれた愛の導線を
修復していく条件なのです。

これができたときから、
自身にたった今も無条件に注がれ続けている、
尽きることのない愛が、自分の中に
流れ込んでくるのを感じるようになります。

ただただ受け取ることの安心と喜びと感謝だけが
そこには満ちています。

そこでは、
受け取ることが、同時に与えることでもある
ような感覚すらあります。

与えていただけて感謝。
受け取っていただけて感謝。

与えることと受け取ることが
同じ一つのことなんだな、
というのが理屈でなく入って来る。

以前は頭で理解しようとしていたことが、
今は感覚ですんなり理解できるのが
素直に嬉しいと思えます。

受取下手な人って多いですけれど、
そういう人は、本当に与えることに関しても
うまくはないだろうなと思います。

自覚のある方は、四の五の言ってないで
「私は、今まさに私に差し出されている
無条件の愛を受け取ります!」って
宣言したらいいんです。

そのときの自分を良~く感じてね。
ブレてないか。どこか逃げ出したい気持ちがないか。
明後日の方向を向いて言ってないか。

真実の響きを持って、受け取れている自分を
体現しましょう。

そこから、あなたの人生は大きく変わっていきます。

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