この世界に人間として生きていれば、
多かれ少なかれ、仮面をかぶって
本当の自分とは違った自分を
演じて生きているところが
あると思います。
けれど、誰しも、仕事のときの顔と
プライベートの顔は自然と違ってくるように、
その時々の顔があります。
置かれた状況が違えば、それに
ふさわしい行動を取らねばなりませんし、
役割があれば、それを果たすために
力の出し方、使い方も違ってきます。
どんな状況であれ、
その瞬間瞬間に自分らしく振舞えれば、
それは「仮面をかぶっている」とは
言わないのかもしれません。
けれど、一体どこからが
「自分らしい」振舞いなのか、
と言われると、これも非常に曖昧で、
無理をしていないつもりでも、
いつの間にやら周囲にいい顔を
したいが故に、無理をして、
自分とは乖離した「仮面」になっていたり
ということもあるでしょう。
一方で、現状の自分よりも
かなり負荷の大きな役を仰せつかったり
したとき、その役に見合うような
自分になるために、必死で努力する
というケースもあります。
また、結婚をしたり子供が出来たり
したときに、守るべき存在を得たことで
頼もしさが増して、ぐっと人間的に
成長する人も多いですよね。
妻として、夫として、親としての顔が、
自分の内面を育てていく。
そんな経験をされている方も
多いと思います。
では、そういう顔と仮面は
一体何が違うのか？
私なりの言葉で表現するならば、
表現しようとしているその姿が、
自身の深いところから来る導きと
方向性が一致している時、
役に自分が追い付いた姿も、
矛盾なくいられるのだと思いますし、
逆に、これが一致していないとき、
その人は深い葛藤を抱くことに
なるでしょう。
これがいわゆる仮面をかぶった状態であり、
内面的に深く分離や乖離を抱えた状態
だと言えるでしょう。
セッションでリーディングをするとき、
私はよく、その人がハートの導きに
ちゃんとつながれているかどうか、
というのを確認するのですが、
ここがきちんとつながれた状態で
力を出すと、空回りせず、また
自己矛盾しないで力を発揮することが
できます。
それができるためには、
自分自身に背を向けていては
ダメですよね。
自分が今何を感じていて、
どうしたがっているのかのサインを
ちゃんと受け取れる状態にあることが
とても大切です。
よく、自分がどうしたいのか、
何を感じているのかすら
わからなくなってしまっている
人がいますが、
それは大抵、自分自身を否定している
ところから来ています。
自分を抑圧し、無かったことにして
周囲に求められている（と思っている）
理想像に自分をねじ込もうとしている
構図があるんですね。
それはそれで大きなメリットが
あったりするので、適応しすぎていると、
なかなか、仮面を外すのは難しい
かもしれません。
逆に、何か葛藤を抱えている時の方が、
仮面を外す動機があるので、
自分自身に帰っていこうとする
モチベーションは高いでしょう。
いずれにせよ、
分離と葛藤を抱えたいわゆる「仮面」を
外していくには、自分自身との対話が
不可欠です。
誰かの都合や世間体に合わせないで
良いのだとしたら、どんな自分で居たいのか。
そのために自分に何ができて、
何を引き受けるべきなのか。
そんなところから、
掘り下げてみてはいかがでしょうか。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
自己矛盾を抱えた「仮面」を外し、内なる導きの方向と一致した自分を生きるよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2022年5月18日（水）17：00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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