人間関係でよく、
その場の空気で角が立たないように
周囲に合わせて振舞うことが
ありますね。
社会的に、その場にふさわしい
振る舞いができるというのは
大事なことだし、必要なこと
だと思います。
ただ、必要以上に
自分の気持ちを抑圧して
本心とは全く違った振る舞いを
することが、不健全になる場面も
ありますね。
たとえば、本当は嫌なのに、
顔はにこにこ笑って強くは言わず
はぐらかしてみたり、Noの
意思表示をしなかったりすると、
相手はそれがYesだと思って、
それで良いのだと繰り返し
どういう態度を取ってしまう
ということもあります。
そうして、我慢に我慢を重ねてきた
あなたがある日、我慢の限度を超えて
突然キレたり、嫌だと意思表示をしたら、
相手にしてみたら、今までそれで
何も言ってこなかったのに、突然のことで
裏切られた、と感じるかもしれません。
そこまで強い態度を取る前に、
察してくれ、とあなたは思うでしょうが、
間違ったメッセージを表現していたのは
あなた自身でもあるのです。
どこまで、
というのはケースバイケースで
あるかもしれませんが、
自分自身の尊厳を守る責任を
果たすために行動しなければいけない
時があるのです。
相手を不快にさせたり、場の空気を
壊すようなことをするのは確かに
気が重いことではありますが、
マナーやエチケットを守ったうえで、
自分の尊厳をないがしろにしない
意思表示をすることも、とても
大事なことなのです。
自分の尊厳を守るための行動を
取らないということは、
自らそれを軽んじても良いものだと
周囲に発信しているようなもので、
つけ入れられたり、舐められたり、
ぞんざいに扱われたりしがちです。
だから、常に強気でいなければ
いけないというわけではないですが、
そうしたけじめや境界線を
しっかり持つことが肝要です。
中でもよく聞くパターンで、
相手があなたの言うことをまともに
聞いてくれない、はぐらかすとか、
忘れられるというときは、
その相手があなたにしているように、
あなた自身が自分に対して
そういう態度を取っているのでしょう。
相手の視点から見て、
あなたの言葉はどんな風に受け取られて
いるでしょうか。
大した重要性はないと認識しているとか、
信用していないとか、間違っているとか、
聞く価値もないと思っているとか。
色々な理由があるでしょうが、
それはあなたが自分自身に対して
思っていることです。
そういう相手の態度にあなたは傷つき、
もっと自分の意見を聞いてほしい、
受け止めてほしいと願っている
でしょうが、
であるならば、自分がそのように
自身に接することです。
自分にも思いがあるし、自分なりの
正義や言い分もあるわけで、
ちゃんとそれを聞いてあげないと
いけませんね。
この辺り、
自分の思いを受け止め、尊重し、
しっかり意思疎通を図るようにすると、
あなたの周りにいる人も、
あなたの意見をちゃんと聞いて、
お互いに尊重し合える関係性を
構築できる人たちが集まってくるでしょう。
人間関係にイラっと来たら、
自分が自身にどんな態度を取っているか、
よくよく観察して、糧にしていきましょう。