輝く愛の戦士

自分の在り方を決める、ということについて、
これまでこのブログでも繰り返しお伝えしてきています。

けれど、この「決める」ということにも様々なレベルがあって、
頭だけで「よし、こうしよう!」と思っているけれど、
心の深いところでは全く違った方向を向いているというケースも
実は非常によく見られます。

感情解放のワークに取り組んでいるけれど、ワークを始めると
いつも眠くなってしまうとか、集中できないなどで全く進めない、
あるいは、「鏡のメッセージを読み解くワーク」が全くできない
と言う場合は、間違いなくこのケースに当たります。

辛い感情のエネルギーを受け止めたくないということもあるでしょうし、
自分の中の醜く受け入れ難い側面を認めたくない、ということも
結構大きな阻害要因になり得ます。

ある程度、感情のエネルギーを受け止められるはずの方が
ワークを進められないのは、自身のある側面をどうしても
受け入れられないというケースが多いです。

「受け止められるはず」というのはどこで判断するかと言うと、
感情のカケラ君の視点から自分を見たときに、カケラ君には
「私」には十分にその力がある、と見える場合。

もう一つは、あなたの現実に現れた、心かき乱す人を「鏡の法則」を
通して見たときに、「本当はできるのにやらないでいる」という風に
見えた場合は、自分に十分にその力がある、と判断できます。

本人は、「無理!」って思ってても、そう思い込んでいるだけ
なんですね。

この受け入れ難い自身の側面を、自分がどう扱っているかが、
あなたの現実にそのまま表れます。

「お前なんか消えてしまえ!」って思っているとすれば、
あなたの現実にはあなたを「抹殺してやる!」っていう態度で
接して来る人が現れます。

辛いですよね。

でも仕方ありません。そういう法則ですから。
あなたが自身にしているように、あなたも他の人からそうされるのです。

こんな現実が嫌なのであれば、自分が「こんな風に人から接して欲しい」
と思うように、自分に接することです。

私を大切にして欲しい。
愛して欲しい。
寛容に接して欲しい。
私がここに居ることを温かく受け入れてほしい。
私の愛を受け入れてほしい。
互いに信頼し合いたい。
楽しく、一緒に生きていきたい。

そんな風に願うのであれば、あなたは自身のいかなる側面に対しても、
そのように接することです。

自身の弱さ、狡さ、身勝手さ、冷酷さ、無能さ、無価値感、悲しみ、
苦しみ、怒り、嫉妬、憎しみ、醜さ。

あるいは、ずば抜けた有能さ、パワフルさ、美しさ、才能、人気、
輝き、愛と言うポジティブな側面に対しても同様です。

以外に私たちは、ネガティブと思える側面だけではなく、
ポジティブな側面も恐れ、疎んでいたりするものだからです。

自身が憎み、避け続けるその側面に向き合い続けるには、
あなたの中にそれをする、相応の動機が無ければ、
容易く挫折してしまうでしょう。

この部分に関して、私はそれを簡単だとは言いません。

けれども、非常に難しく困難であり、ほぼ不可能だろう
とも言いません。

あなたの中には、これをするだけの力は必ずある、
と私は思います。

そうでなければ、今あなたがこれを読んでいる筈はないからです。

かねてより、私はこの感情解放のワークを、ただの感情解放の
メソッドではなく、在り方そのものである、とお伝えしてきています。

本当に自分自身に向き合ったとしたら、私たちは必ず壁にぶつかります。
すんなり行くことなんて、ほぼないでしょう。

でも、そのときに自分に自身の在り方を問うのです。
頭だけではなく、心の奥底まで、魂の願いまで深く深くじっと心を
澄ませて真摯に聞くのです。

私はどうしたかったのだろう?
どう在りたいのだろう?
私は何者なのか?と。

こうして断絶していた自身とのつながりを再び取り戻そうとする
過程では、ときに心身の激しい不快感を伴うこともあります。

吐き気や下痢、熱と言った肉体的症状や、感情的にも深い絶望や
悲しみが噴き上がってきたり。

けれど、それでも自分の在り方を本当に決めていれば、
たとえ不安が起こってきたとしても、このプロセスを抜けきる
だけの力は不思議と湧いてきて、根本的に揺らぐことはありません。

逆に言えば、そこまで決めていなければ、このプロセスを
潜り抜けることはできない、とも言えます。

多くの方の、様々な段階のワークに寄り添わせていただいた中で
私が言えるのは、こうしたある種のカタルシスを超えていった
方たちは、もはや後戻りはしない、ということです。

苦しみの中で変容を繰り返しながら、より深く、広く、
純粋に自身の魂の願いに根を下ろしていかれています。

自身の現実の責任を誰かのせいにすることはありませんし、
何かあればまず、差し出されたメッセージに耳を傾けます。

表面的に「あいつムカつく!」と思ったとしても、それが
ストーリーであり、自身へのサインであることを知っています。

そして何より、自分自身を深く信頼されています。

逃げるより、肚をくくった方が楽になる、と頭で分かっている
だけの段階と、それを実践していることの間には、
相当な違いがあります。

このギャップを埋めていく作業に、近道はありません。

壁にぶつかるのは、前に進んでいる印です。
もしあなたが壁を経験していないのなら、本当には
自分に向き合っていないのかもしれません。

この歩みは、自分を慈しみ、信頼し、愛し抜く歩みです。

自身の無様さに本当に深く触れるにつれ、あなたは
輝く愛の戦士になります。

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