「異物」となった感情のカケラが引き起こすこと

月曜日はスーパームーンの満月の瞑想会
でしたが、この日は平日にもかかわらず、
お仕事帰りや遠方からお越しの方々に
お集まりいただきました。

みなさんそれぞれに気づきや変容など
あったかと思いますが、

素晴らしいひと時を共に過ごさせて
いただけましたこと、
心から感謝申し上げます。

今回、私にとってひと際感激したのは、
私の父と同じご年齢の方(70代男性)が、
ご縁により遠方からご参加くださったことで、
その行動力と感性の若々しさに脱帽でした!

スピリチュアル歴も20数年とのことでしたが
色々な興味深いお話も伺えました。

それにしても、私のような若輩者の開催する
小さな瞑想会に飛び込んできてくださるとは、
本当に感謝感謝です。(-人-)

私のサロンの瞑想会は、多分かなり
変わってるかもしれません。

瞑想を誘導中に、ヒーリングエネルギーが
流れてくるのが特徴なのですが、

以前は全然こんな感じじゃなかったんですよね。

よく、満月の日にお願い事をすると良い
と言われるのがあるので、願望実現ワークの
ようなイメージワークを誘導していたことも
ごく初期のころはありました。

それが、プレゼンスの教えに触れてからは
意識そのものをテーマとするようになり、

それがどういうわけか、いつの間にか
誘導中に色々なエネルギーが勝手に
流れてくるようになって、

今では神聖幾何学を使ってエネルギー的な
働きかけをするようになりました。

けれど、瞑想の目指すところが
自身の最も奥深い本質に触れるということ
であるならば、

今のこの形でも、そう大きくその方向性を
外してはいないだろうと思うのです。

日常生活の中では外側に向きがちな意識を
じっと深く自身の中心に向け、心を澄まし、

その方向性が深まるようなエネルギーが
流れていきます。

誘導中、私はいつもみなさんの意識の状態を
見ているのですが、

自身の最も奥深いところに意識を澄ませる
と一言で言っても、お一人お一人その状態は
様々で、かなり特徴があります。

そして、そういう状態になっている、
必然の背景があるんですね。

たとえば、「自身の最も奥深い中心」を
恐る恐る「これでいいのかな~?」と
探るようにさまよわせていたり、

意識の半分は自身の体と状態を捉えていても、
残り半分の意識ははどこか別の次元にいる
状態だったり、

あるいは、全く意識が体から離れて
多次元にホログラフィックに飛んでいるとか、

自分の体を上の方から遠隔操作するように
捉えていて、決して体の中で当事者として
起こることを体験していないとか、

色々ですね。

毎回、人というのはこんなにも多様な在り方
をしているものなのか、とみなさんを見て
勉強させられます。

どんな状態がいいとか悪いとかではない
のですが、傾向として言えるのは、

この現実に根を下ろして生きることを
拒絶している人は、意識が肉体の中に
ぴったりと重なって在るということが
なかなかに難しいようです。

意識が多次元に飛んでいたり、肉体から
かなりズレていると、

確かに、この世界で人生を生きている実感が
薄かったり、まるで他人事のように
感じられたりということがあります。

こうした意識とエネルギーボディ、肉体との
ポジショニングを私が今のように捉えられる
ようになったのは、

長年、みなさんの感情解放セッションを
させていただくなかで、

一見、大きな解放が起こっているように
見えてなかなか本質的な解放に至らない人と
スコーン!と抜けていく人との違いを
観察してきたことがあるかと思います。

両者の違いは、意識がどこにあるか、
と言えば、それは、私がしばしば指摘する、
「意識のポジション」にあったのです。

表面的に、どんなに泣き叫んで激しく
感情を表現しているようでも、「我を忘れ」
意識が体から離れてしまっていては、
解放には至らないのです。

感情解放は統合のプロセスですからね、
ある意味、当然と言えば当然かも
しれません。

なぜ、ぴったりと統合された状態で
「今ここ」にいることができないのか。

それは、感情のエネルギーが体を
通り抜けていく途中でそれを体験することを
拒絶したがゆえに、

感情のエネルギーが体の中で抑圧され、
固められてしまったからなんですね。

抑圧は、分離です。

切り離し、ふたをして沈められます。

分離された感情のエネルギーは
自身の中で「異物」となって違和感を
生み出し、

まるで入れ歯に挟まった食べ物のカス
のように、意識と体が在るべきポジションに
収まるのを阻害します。

だから、こうしたものが体のあちこちに
あると、意識のおさまりが悪くて、
余計にどこかに飛んでいきがちになる、
という悪循環にもなりますね。

感情解放ワークでやっているのは、
異物となってしまった感情のカケラを
本来在るべき状態に導いてあげること
なんです。

こうした異物が処理されていくと、
意識は自然と深くなっていきます。

そうして、自身の深奥にある本質に
触れていくようになります。

感情のカケラ君たちを統合していくことは、
私たち自身の本質に近づいていくこと
なんですね。

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