変容の極意

今年も残すところあと5日ですね。
みなさんは、大掃除はお済ですか?

私は、1か月以上も前から始めている
にもかかわらず、いつもこの時期になると
切羽詰まっているというパターンです(^^:

まぁ、プレゼンスで進めていきます。

そんな中、この年末年始に帰省されたりして
古いパターンの人間関係にモヤモヤが浮上
するケースも多いですよね。

私は、感情解放のワークを続けてきて、
人間関係が本当に楽になりました。

以前は、毎年この時期になると何かしら
家族間のいざこざが出てきて嫌な思いを
するのが常だったのですが、

年を追うごとに幸せな気持ちで
お正月を過ごすことができるように
なってきました。

本当に有り難いことです。

未成年の間は親の影響が強いのは当然ですが、
社会人になって独立して、結婚して子供が
でき、自分が親になっても、やっぱり
親との関係を引きずっている方は
とても多いです。

よくよく掘り下げてみていくと、
それが何代も続く家系的なテーマだったり
ということもあったりして、

今まさにそのテーマで悩み、葛藤している
私たちを、きっとご先祖様たちも注目して
みているのだろうと思ったりします。

家系的に受け継いでいる要素について、
否定する方があるのも承知していますが、
私は経験的に、それはあるだろうと思っています。

ご先祖様のワークをすると、自分も楽に
なるし、色々なご褒美のような出来事が
起こったというご報告もしばしば受けます。

エネルギー的に見ると、先祖から流れてくる
命のエネルギーがどこかで滞っていると、

自分が受け取れるはずのものが受け取れず、
色々なところに影響が出てくる、というのも
私には見えるので、

ご先祖様が喜ばれるのも素敵ですが、
自分自身のためにも家系のエネルギーラインを
メンテナンスするのは、結構大事かな、
と思うのです。

じゃぁ、どうやったらそれが自分でできるのか
ですよね。

感情解放ワークでも、今この瞬間、自身の内に
浮上している感情を受け止めていく中で、
「あ、これって私だけの感情じゃないんだな」
と感じることはあります。

たくさんのご先祖様たちが、今私が感じている
この孤独感や憎しみ、怒り、淋しさ、恐れなど
といった感情と全く同じものを感じて、
どうしようもなく苦しんでたんだ、ってね。

まぁ、それが自分だけのものなのか
そうでないのかはワーク自体にはあまり
関係のないところですので、素直にそのまま
ワークを進めていけばいいのですが、

私を流れる血の中に、たくさんのご先祖様が
生きた記憶が重なって存在しているんだなぁと
理屈ではないところで感じることもあるわけです。

たとえば、私の父は昭和20年の東京大空襲の
1か月前に生まれているのですが、あの時代に
子供を産み育てることは、祖母にとっては
どんな思いがあっただろうかと思いを馳せると、

自分の中に確かにそういう感情の痕跡が
あることを見つけたりしますし、

近いところでは、両親がこれまで
体験してきた諸々の感情の記憶が、
全部ではないけれど、未完了のまま
私の中に生きていることを見つけることも
あります。

そういう感情のひとつひとつを、
私自身の中で完了させるたびに、
母は随分と穏やかになったように感じられ、
私との関係性も良くなっていきましたし、

ビジョンの中に見る亡き父の表情も、
朗らかになったように見えています。

この年末に、なぜご先祖様のことを
書いているのか自分でも不思議ですが、
まぁ、何か必要なんでしょう。

私が家系のエネルギーを見るとき、
しばしばそこにどこかからの怨念の黒い糸が
絡みついて見えるときがあります。

そう書くと、なかなかにおどろおどろしい
印象を受けるでしょうが、さほど珍しい
ものでもありません。

人間、生きていればだれかと喧嘩したり
恨んだり恨まれたりって普通にありますよね。

程度の差こそあれ、その思念が残っている
ことがよくあるんですね。

もちろんこれは、あまり好ましいもの
とは言えないでしょう。

すぐにお祓い云々というよりは、
「なぜそうした思念を引き寄せるに
至ったのか?」と我が身を振り返ること
の方が、ずっと大事なんじゃないかと
思うのです。

そうした家系に生まれたということは、
あなた自身もその要素を持っている
ということなので、

その家系の中で、気づき、改めることが
必要なのだということでしょう。

それを、誰かに丸投げすることはできません。
ここ、重要なところですね。

親戚や家族の中に、どうにも人間的に
受け入れがたい人がいる、というのは
どこの家にもあることだと思いますが、

そういう人物ほど、貴重な気づきを
差し出してくれてもいます。

全くあの人はどうしようもないわ。

そんな風に他人事に切り離して見るのではなく、
その人に象徴されている、受け入れがたい
自身の中の要素を見つめる機会に
していくことです。

体験を昇華させていく、
これが錬金術です。

これをマスターできれば、
泥のような体験も、金に変えることが
できるでしょう。

さて、あなたはアルケミスト(錬金術師)の
試練を、超えていくことができるでしょうか?

変容の極意は、
深く深く自身に直面し続けることです。

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