正しい答えを得るための意識の使い方

私たちはわからないことがあると、
わかろうとして考えます。

そうして、考えて考えて、
調べたり考察を重ねて、
わかるようになることもあります。

けれど一方で、どれだけ考えても
わからないこともあります。

考えるほどに、答えから遠ざかっていく。
まるで、答えとは違う次元の迷路に
入り込んでしまったようです。

ものごとには、考えて考えて考え抜いて
やっとわかることと、

考えるのではなく、感じることによって
はじめてわかることがあります。

考えてしまっては、
決してたどり着けなくなってしまう
領域があるのです。

けれど、感じることを意識、無意識的に
封印している人は、
決して答えにたどり着けない方法で
延々と道を探し続けます。

そんなとき、感じる感覚を開いて
ただ感じただけで、答えを得てしまうことも
あるのです。

一方で、感じるだけでは、
答えにたどり着けないこともあります。

漠然と感じているだけでは
混沌曖昧とした感覚の中に溺れて
翻弄されるだけかもしれません。

故に、何をどのように感じるか、
自分の感情や感覚の使い方を
しっかりマスターすることが不可欠です。

感覚を開いておくことは重要ですが、
それは、いかに使うかという部分と
必ずセットで在るべきだろうと思うのです。

感情解放ワークのセッションでも、
誘導しながら今この瞬間に感じている感覚を
どんどん掘り下げていきます。

そうすると、過去世なんか見たこともなかった人が、
ありありと自分が何者で何をしていたのか、
どんなところにいて周囲にどんな人がいたのか
などなどの様子を語り出します。

こういうことがなぜ起こるかと言うと、
元々私たちにはそういう情報を読み取る力が
備わっているのです。

けれど、読み取る力はあっても、
その力をいかに使うかということを
知らないので、使えずにいます。

誘導は、「いかにその力を使うか」という部分を
サポートしているわけです。

力の使い方を知らなければ
能力があっても使えず、
無いに等しいわけです。

力の使い方とは、すなわち意識の使い方
と言い換えてもいいかもしれません。

意識をどんな風に使うのかが、
力をいかに使うのかという問いに対する
答えを導き出してくれます。

感情解放ワークをする人に
よく言われるのが、掘り下げをするときに
どうやって問い掘り下げて行ったらいいのか
わからないということです。

確かに、何をどう問うのかがわからなければ
掘り下げはできません。

それがわかるには、自分がどんな答えを
欲しいのかがわかっていなければ
なりません。

正しい答えを得るには、
正しく問う必要があります。

漠然と問うていては、
正しい道筋に導かれないのです。

自分が何を求めているのか、
何を知るべきなのかを知るのが
意識の使い方なのです。

私は掘り下げをするとき、
常に直感的にその場面において
知るべきことを見て取ります。

それは例えて言うと、
何も置いていない真っ白なテーブルに
何か一つものが置いて在れば
そこに意識が行きますね。

それがコップが倒れていて中の水が
こぼれていたとします。

そうしたら、するべきことは
コップを起こしてテーブルを拭くこと
だとわかります。

そんな感じで、パッと見ると、
何をどうすべきなのか、
次のアクションが導かれるわけです。

もし初見でわからなければ、
わからないところがわかるような
問いかけを重ねて、わかるようにします。

たとえば、先ほどのコップの上に
布がかかっていて中が見えないのなら、
布を外せばいいわけです。

このように、状況からアクションが
導かれていきます。

このように、その人の在るべき状態は、
今の在り方を良~く見ていくことで、
自ずから導かれていくものだとわかります。

けれど、頭でこれをやろうとすると、
正しく導かれません。

コップを起こしても水を拭くのも、
頭で考えてやっているわけではないでしょう。

そうは言ってもねってお声も聞こえてきそうですが、
考えることを止めて、じっと感じて見ることを
試してみたら、わかることがあるかな、
と思います。

あなたの気づきのヒントになれば幸いです。

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