今年もあと5日。
早いものですね～。
既に昨日からお休みに入っている方も
いらっしゃるのでしょう。
サロンは30日の瞑想会で仕事納めで、
信念は4日より営業開始です。
瞑想会も、まだお申し込みただけますので、
今年の締めくくりにぜひ参加して見たい！
という方はこちらからお申し込みください。
http://healing-gate.com/blog/seminner/fullmoonmeditationmeeting/
そんなこんなで、今年は例年と違って
クリスマスもお正月も、何だか
あんまり実感ないのですが、
そのせいか、毎年頑張って
元日に着くように25日には
年賀状を投函していたものを、
今年はバタバタしていて、ついうっかり、
（半分確信犯で）出しそびれ、
もういっか。。。って具合で
スルーすることにしちゃいました。
大学時代の恩師から毎年
元日に年賀状が届くのがプレッシャーで
頑張ってきたのですが、
他にもいつやめたらいいのかわからない
今ではほとんど交流のない、かつて
お世話になった方たちに出すのも、
この機会にいったんやめてみることに
しました。
交流のある友人たちとかは
SNSでつながってるし、
別段不便無いんですよね。
これも断捨離ってやつでしょうか。
どこか納得いかないまま
惰性で続けている習慣を止めてみるという。
物を捨てるのって
私はそんなに難しくはないのですが、
ある程度続いていた習慣を止めるのって
ちょっと躊躇するところがありますね。
いずれにせよ、
何かを止める、捨てることに対して
浮上してくる躊躇や抵抗を見ていくと、
自分がそれにどんな意味を持たせていたのか
ということに気づきます。
本当にそれにそんな効果があるのかどうかは
別として、少なくとも、自分はそれに
そのような価値を与えていたということは
確かなわけです。
たとえば、恋人と別れようと
していたとします。
けれども今一歩踏み切れなくて
ダラダラと関係を続けている。
もし、別れたとしたら、と考えてみると、
途端に浮上してくる淋しさや孤独感、
ぽっかりと穴が開いたような空虚な感じ、
守ってくれる人のいない不安、
世間体の悪さ、無価値感などなど。
これらが、恋人によって支えられ、
埋められていたわけですね。
よく、いなくなって初めてわかる
その人の価値ということが言われますが、
埋められているときは気づかなくても、
その存在が失われたときには
否応なく気づかされますね。
ポジティブな価値にせよ
ネガティブな価値にせよ、
自分にとってのその意味合いを知るには、
離れる、失う、というのは
実に良いチャンスです。
それがなくては自分で居られない！
と思っていたものも、案外、離れてみたら
全然平気だったとかも、あるでしょうしね。
それがなくては居られない自分を
冷静に眺めてみて、その自分でいいのかどうか
とチェックしてみるのも良いでしょう。
それが望む自分でないのなら、
それがなくても居られる自分を
再構築していくきっかけにできます。
自分がどのようにして何に支えられているのか、
それがなくても立てるようになるには、
どのような在り方をすればいいのか。
今の自分から、改善する点、強化すべき点、
さらに手放せるものがあるのかどうか、
根本的な目標設定の見直しなどなどなど、
積極的にやろうと思えば、やるべきことは
たくさんあると思います。
失えるものに、自分の本質はないのです。
いかにそれと自分を同化させていたにせよ、
それは自分ではありません。
よく、それを失ったら自分で
なくなってしまう、という方がありますが、
自分でないものを自分だと錯覚しているだけです。
失っても変化しても残っていくもの。
それだけが自分ですね。
そう考えると、究極的には、
私たちは、本当は何も失うことなんて
ないのかもしれません。
得た、これは私のものだ、
と思っているものは、
実は何ら、私のもの、私の一部などでは
ないからです。
この所有と同化の錯覚から自由になると、
自分の人生にやって来るもの、去っていくものに
左右されずに、自在で居られるのでしょう。
そんな風に、自在に生きてみたいものです。
私などはまだまだそんな境地には程遠く、
執着し、抱え込み、幻想に振り回され、
右往左往していますが、
そんなものは無い方が絶対に楽なのに、
何で抱え込んでるんですかね～？
やっぱりそこに、何も持たないことへの
恐怖があるようです。
これも近日中に取り組んでみる
テーマに入れておこうと思います。