自分の感じた違和感に応える

日常、ふとした拍子に違和感を感じること
ありますよね。そうした違和感に対して、
あなたはどんな風に応答していますか?

違和感を感じた後の応答の仕方で
その人の色々なことがわかるな、
と思ったので、それについて
思うところを書いてみます。

まず、違和感を感じても、
ものすごく微かだったりすると、
気のせいかな?とやり過ごしたり、
もう少し様子を見てみよう、
と思うこともあるかもしれません。

そうして、再び同じ違和感を感じて
何だか自分の感性のフィットしない
と思った時にどうするか。

自分の感覚は信用できないので
抑圧してそのまま行くとか、
誰かに意見を聞いてみる
という人もあるでしょう。

人に意見を聞くにせよ、
最終的にどうするかは
自分自身の判断です。

その違和感に応える行動ができるかどうか
というところに、その人がどれだけ
自分自身の感覚や判断を信頼しているか
と言うのが表れますね。

右に行くにせよ左に行くにせよ、
いずれに舵を切るとしても、
その結果を引き受けて生きて行く力が
自分にはあると信じている人は、
行動するときに迷いがありませんし、
判断が早いです。

逆に、自分の感じているものを
信じられない人、自身の判断の結果を
引き受けられない人は、不安や迷いに
引きずられてずるずるする傾向が
あるように思います。

関わる出来事の大小もあるけれど、
日頃からどんな在り方をしているかが、
いざというとき、大きな決断をするときに
ものを言いますね。

自分の些細な感覚にも心を澄まし、
丁寧に応答していく意識を持って
実践をする積み重ねがないと、
なかなか動けないものです。

なまった人間の心って、
体と同じで、何もしないと
急には動けないのです。

世間体や常識、立場や周囲の思惑に
影響されて、がんじがらめになって
身動きが取れなくなります。

そういう手かせ足かせの影響を
軽やかに振り切って自分を信じて
行動できるということの一事を見て、

その人がどれだけ、これまでの人生で
自分を大切にし、また自分の判断の結果を
よく知っているのかが見えてきますね。

違和感と言うのは、思考ではないところから
感じるものですが、思考は感じたものを
後からいくらでも捻じ曲げていきます。

感覚を否定するのに、
10も100も言い訳を考えついて、
最初の感覚をねじ伏せてひっくり返すなど
お手のものです。

インスピレーションを受け取っても、
そうやってうまく生かせない人、
結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そうやって、最初に感じた違和感を
否定してやりすごしたとしても、
後からその違和感が修正されることって
実はあまりないような気がします。

(個人的感覚ですが)

むしろ、違和感を放置すると、
その気持ち悪さはますます大きくなっていく
傾向があって、放置した時間の分だけ
無駄だし、

ものごとが進んでしまって、
引き返すにも余計にエネルギーが
必要だったりします。

違和感に応答するには、
それに気づけないといけませんね。

人生で失敗した時を振り返ってみて、
そう言えばあの時、嫌な感じが
していたんだよな~、ってこと、
ありませんか?

そういう感覚をちゃんと学んで、
後に生かしていきましょう。

その感覚があっても、
突っ走って既定路線を変更できない、
あるいはしたくないということも
あるかもしれませんが、

その結果、どうなったか、というのも
しっかり学びましょう。

そういう学びの蓄積で、
自分の感覚を信じて行動することへの
確信がしっかりと刻まれていきます。

単純なことのようでいて、
なかなかに奥が深い学びだと思います。

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