来るべき山への準備

振り返ってみれば、毎度そうなのですが、
自分の内側にぐっと深く潜っていくとき、
私はいつも、外側に対して閉ざす時期が
あります。

外側に閉ざすと言っても、
完全に遮断するわけではないのですが、
自然に必要最小限になります。

感情解放ワークを生み出したときの
セルフワークの時期はがっつり
ストイックにそんな感じが何か月も
続いていました。

今はそこまでのストイックさはないのですが、
何だか気分的にそうなっていくような
時期に入っているな、と感じています。

こうなったら、行きつくところまで
行かないと、何をしてもこの流れが
変わることはないので、

肚を決めるしかないな、と思った
ところなのですが、

一方で、
小者故にそれで良いのか、という
不安がよぎることもあって、
この辺りは大人物ではない証かと
自認するところでもあります。

今の世の中、完全に遮断するのでない限り、
様々な情報のノイズが入ってきて、
揺らいだり焦ったり、否が応でも
心が揺さぶられてしまいますので。

けれど、方向性が定まれば、
後はやるべきことをやるだけです。

常日頃、自分の人生を紡いでいくための
知恵は、自身の内側に在ると思っている
のですから、その叡智に触れることを
求めるのみです。

巷には、とても魅力的な講座やコースの
宣伝が溢れていますが、そういうものに
通っても、私の場合はあまり身についた
試しがなく、いつも消化不良で終わります。

それで、結局自分自身で探求してきた
わけですが、私にとっては、
それが良かったんでしょうね。

宗教と同じで、
神につながるのに誰かに取り次いでもらう
必要はないのです。

自分で直接つながればいい。

ただし、自分でやる場合は
自身の闇に足を取られることもあるから、
そこだけは注意が必要ですけれどね。

教えも、型も、結局はそのための
ガイドに過ぎないのですから、
ガイド以上のものになってしまったら、
さっさと捨ててしまった方が良い。

私自身のセルフワークでも、お伝えしている
感情解放ワークでもそうなのですが、
基本、このワークでは、自身の内側に
深く向き合う時、最も重く濃密な
エネルギーの方向に降りて行くことをします。

最初から軽やかで明るい方向には
行かなくて、その反対を突き抜けて
二元性を統合していくわけです。

私たちはとかく、明るく軽やかな
方向に向かいたがるけれど、
そこを突き抜けて行くときも、
その反対の闇を統合しないと、
その先には行けないんですね。

それをしないで光だけ求めると、
いずれどこかでマスターできていない
闇に足元をすくわれていきます。

どちらの側から行っても、
結局は同じ課程をマスターするわけですが、
私は闇に降りて行く方が性に合っている
ようです。

そして今、またもう一段深く降りていくよう
私の魂は促しているようです。

それぞれの段階で、それぞれの質感、
重力というか、重さ、濃密さが
ありますね。

こういう段階に促されるのも、
これから必要になるから
なんでしょう。

今の力量のままでは足りないから、
準備しておけよ、ってことです。

こうした準備というのは、
自力の部分もあれば、アイテムで来る
場合もあって、

ちょうどコロナ禍が始まった直後の
2020年の節分前に、天竺菩提樹のお数珠を
準備するよう上から言われて、慌てて
そわか数珠のそわかさんに作っていただいた
ことがありました。

今ではセッションをするときの
心強い相棒になっているこのお数珠も、
それを使いこなすくらいの体になるまで、
そこそこかかりました。

当時の私には、10歩くらい先を行くアイテムで、
このお数珠によって、鍛えられた部分は
大いにあります。

そして今度は、自力の部分をアップグレード
するように促されているので、これから
ひと山ふた山、この世界では
あるのかもしれません。

心して、精進したいと思います。

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