変容の炉

ここ数日、なんだか異様に体がだるいな~、
なんでだろう?って振り返ってみたら、
数日前に新しいソファーが来たので
その搬入で大変だったのと、

そのソファーが前のより幾分大きかったので、
それに合わせて、サロン内の模様替えを
色々やって、重たいものをえっちらおっちら
運んだための後遺症だと思い至り、
ホッといたしました。

それにしても、筋肉痛が翌日に出ないことに
年齢を認めざるを得ない今日この頃
でございます。笑

サロンに以前おいでになったことのある方は、
一部、ちょっとすっきりしたお部屋と
座り心地抜群のソファーを楽しみに
お越しくださいませ(^^)/

そんなこんなで、
色々ものを片づけたり移動させたりする中で、
物質というのはアインシュタインが言う通り、
エネルギーの塊なんだな~ということを
しみじみ感じました。

特にエネルギー的な意図もなく
置いてあったものも、
そこに在るというだけで何かしら、
部屋のエネルギーバランスを構築する
一部の要因になっていて、

それが無くなったり移動することで、
ドミノ倒しに全体のエネルギーが変化
してしまうので、また新しいバランスで
エネルギーの調整、再設定をかける
必要が出て来ました。

単純に、ソファーが変わったから
そこだけ調整すればいいというものでも
ないのですよね。

最初は、古いソファーも大分汚れたり
表面が傷んできたところがあるから、
という動機で単純に新しいのを買おう!
と思ったのですが、

いざ新しいソファーをお迎えして
色々エネルギー調整の必要に直面すると、
このサロン自体、これからどんな風に
して行くのかを再定義していかないと
いけないのだな、ということに気づきました。

そう言えば、時期をほぼ同じくして
サロン入り口の表札も、古くなって
以前から気になっていたのをやっと先週、
変えたところでしたし、

いつも使っている身近なものが突然壊れて
強制的に新しいものに替えたりと、
このところ、外部からの変化が顕著です。

この期間に、内外の大きな変化を
通過されている方も多いようで、
端から拝見していても、大きな混乱の中、
どうぞご無事で越えていかれますように、
と陰ながらお祈りさせていただいています。

多分、今体験されている人生の大波小波は、
避けられないものなのでしょう。

それを、いかに捉え、受け止めて
自分の人生を主体的に創造していけるか。

無力な被害者として翻弄されるばかり
ではなく、この波のエネルギーを
思い切り活用して、

自分を変容させ、
人生をシフトしていく力とチャンスに
変えていく選択もあるはずです。

今苦しくとも、最後には笑って
あの時が転機だった、と力強く
後から来る人達に語れるくらいに
なれたらいいですね。

今、手放していくものは、
人生の次のステップには
持っていけないものであり、

今、やって来るものは、否応なく、
次のステージの鍵になるもの
なのでしょう。

手放すにせよ、ただ放り投げるのではなく、
できればきちんと卒業して
新たなものをお迎えしたいものです。

それができるかどうかで、
新たにやってきたものの意味合いが
変わるでしょう。

手放すことになったものによって
自分の何が支えられてきたのか。

それが、自力で支えられる自分って
どういうものなのか。

諦めて蓋をするのではなく、
拗ねるのでもなく、絶望するのでもなく、
自分を開いたまま、そのことを
受け止めることとは。

そしてそれを、完全に昇華するとは
どういうことなのか。

これは、すべての人に当てはまること
ではないのでしょうけれど、中には、
魂が裂けるような痛みを通過していく
場合もあるのだろうな、と感じました。

そのプロセスを、完全に今ここにいて、
通過していくのです。

それができる人は、
エビやカニが古い皮を脱皮していくように、
古い自分の奥から、新しい自分が
生まれてきます。

多分、わかる人にはわかるだろうし、
自分を導く確かな力を感じて、
普通だったら尻込みしてしまうような
プロセスにも、躊躇することなく
進んでいくでしょう。

人が大きな変容を越えていくとき、
そこにはとてつもない恩寵が流れています。

一人では、とても踏み入ることすら
できないような荒涼とした漆黒の闇も、
その恩寵があるから越えていけるのです。

旅人は、苦悩の中でも
どこかでその恩寵を感じています。

だから、確信に満ちている。
これ以外に道はないのだと。

そして、成功するかどうかはわからないけれど、
自分が確かに、正しいときに正しい道を
歩んでいることを知っているのです。

そのとき、その人はただ一人、
その道を行くのであり、
旅の道連れはいないでしょう。

そのように、孤独を友として
通過していかなければいけないときが
人生にはあるのですね。

けれど、そこを越えたら、
一回りも二回りも大きくなって、
あなたを慕う人たちに囲まれるでしょう。

変容の炉の中で、魂が焼かれる試練を
受け入れるかどうか。

それは、とてつもなく光栄な祝福
でもあるのですけれどね。

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