地球人として、日本人としての矜持

昨日実施の無料遠隔ヒーリングは、
突き抜けることがテーマでした。

みなさんに働きかけながら感じていたのは、
突き抜けていくには、自分の中に
しっかりとした芯が必要だということ。

そしてその芯は、
深くどっしりとした根っこを
張っていなければいけないということ。

さらに、そのような根っこであるためには、
個人的な領域に留まるものではダメで、
私たちの先祖からの歴史を
しっかりと受け継いでいなければいけない
ということを強く感じました。

また先祖やら歴史か、
と思われた方もあるかもしれませんが、
これ、本当にどれだけ強調しても
しすぎることはないくらい、
本当に大事なことです。

私は歴史家でも宗教家でもありませんが、
様々な方のエネルギーを拝見してきて、
ひしひしとそれを感じるのです。

だから、概念からそう言っている
わけではありません。

私たちは、決してポッとこの世界に
突然現れた存在ではないのです。

中には、様々な事情から
ご自身の背景を受け入れられない方も
あるでしょう。

自分の家や家族を受け入れられない、
日本人であることを誇りに思えない、
地球人として生きること自体が辛い
などなど。

そうだとしてもなお、
あなたが肉体を持って今そのように
生きている、ということの背景には、
厳然としてそこに連なる父祖の歴史が
あるのです。

それは、否定しようのない事実です。

そのことを、自分の中でどう受け止めるのか
ということが、あなたと言う存在の根っこの深さに
直接、影響してきます。

私自身、若いころは自分の家が嫌いで、
どうしても受け入れることができませんでした。

それから、色々な出来事があったり
解放ワークを散々やって、
受け入れられるようになった今、
生きることがとても楽になっています。

根っこが断ち切られている状態では、
うまくこの世界の栄養を吸収できなくて、
心や魂が栄養不足、酸欠状態で
生きているようなものです。

だから、家族や家との関係性を
祝福できるようになっていくこと、
大地とのつながりを取り戻すこと、

国を愛し、地球を愛してそこで生きている
自分を祝福できることは、
人生を豊かに、幸せなものにして行く
大切な要素の一つだと思っています。

スピリチュアルが好きな方の中には、
そうした土臭いところを飛び越えて、
宇宙だの人類愛だのに超越してしまう人が
いるようなのですが、

自分の属している家族や国、地球を
愛せなくて、どうして宇宙や人類愛を
語ることができましょうか。

自分の周囲5mから宇宙に至るまで、
一本筋が通っていなければ
嘘だと思います。

今私はアラフィフ世代ですが、
これまで、この国の教育を受けて
社会人になって、税金を納めながら
日本国民として生きています。

紆余曲折ありながら
こんな仕事をしていますが、
これまで、国家観や歴史観など
これほど大事なものだったと
感じたことも考えたこともありませんでした。

けれど、本当はこういうことは、
しっかりと義務教育の中で教えられるべき
とても重要なことだと思います。

なぜかというと、それが、
人間として生きる力に直結するから。

そして、自分の深いところから
底力を引き出し、命を燃焼させ、
輝かせることにつながって行くからです。

私たちの祖先は、
人のために生きることを
非常に尊いものとする美学を
持っていました。

それが、戦後の価値観の中で、
危険な全体主義思想につながるものとして
忌避されるようなものとなって、
西洋の取ってつけたような個人主義に
取って代わられました。

西洋の個人主義は、
歴史的な成り立ちの背景があり、
現在日本社会にはびこっている
自分さえ良ければ良いというような
義務や責任の裏付けのない個人主義
とは根本的に違います。

けれど、
その背景はすっぽり抜け落ちた状態で
取り入れられてしまった個人主義によって、
私たちの先祖が持っていた道徳観や倫理観の
良いところが、著しく損なわれてしまった
ように見えるのです。

私たち日本人には日本人の、
先祖が大切にしてきた価値観があります。

それは、古臭い時代遅れのものではなく、
今なお、日本が世界から尊敬される
所以となる、私たちの言動の底流を
流れているものだと思います。

一例を挙げるなら、
昨年から爆発的なヒットを飛ばした
「鬼滅の刃」の炎柱・煉獄杏寿郎の母が
杏寿郎に語った

弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です

という名言も、まさに私たち日本人の心に
深く響く価値観であろうと思います。

昔から、弱い者いじめは
人として最も恥ずべき行為としてきたのが
私たちの先祖なのです。

もちろん、昔はいじめがなかった
と言っているわけではないことは
ご理解いただけると思います。

私の世代でさえも、
昔はもっと情緒の豊かさがあったけれど、
この国の人々からも、空気からも、
どんどんその豊かさが抜け落ちていって
しまっているように感じられるのも、

人々の心から急速に、
かつての祖先たちが持っていた
温かさ、美しさ、優しさ、まっとうさなどの
価値観が失われて行っていることと
無関係ではないだろうと思うのです。

そこには、意図的に扇動された
ある種の働きかけもあるし、
それが先日からお伝えしている呪い
でもあるので、

私は今、自分自身からも、
縁ある人達の意識からも、
その呪いを外していきたいと思っています。

だから、様々なことを知ろうとして
学んでいるし、その成果をここでも
シェアしていこうと思っています。

響くものがある方は、
今後もぜひおつきあいくださいませ。

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