そのままの自分で居てはいけない感じ

そのままの自分で居てはいけない感じが
いつもどこかにあって、休んでいても
心から休めなかったり、

何もしないでいることに
ひどく罪悪感を感じてしまったり、
ということ、ありませんか?

私自身、昔からこういう傾向があって、

いつもどこか不足感に駆り立てられて、
ワーカホリックに自分を追い詰めて
いないと気が済まないところがありました。

今すぐに何とかしなければ
どうにかなってしまう!
というような状況でもないのに、

今この瞬間にくつろぐことが出来なくて、
心がざわざわざわざわ、落ち着かないのです。

今では、以前ほどその不安感や焦燥感は
強くはないのですが、ふとしたときに
その感覚がまだ自分を駆り立てているのに
気が付くことがあって、結構根深いものだな
と改めて感じているところです。

もちろん、やるべきことがあるのに
放置している現実逃避故のことであるなら、
逃避の姿勢を改めれば良いのですが、

さて自分は今、何から逃げているだろう?
と思うと、直接的には、この嫌な感覚
から目を逸らし続けてきている
ということに思い至りました。

このままではいけない感じというのは、
今回のケースの場合、理想とは違う
現実を受け入れらていない、
というところに端を発していました。

この現実が気に喰わなくて、
嫌なんですね。

ちゃんと向き合えていない上に、
否定して別の状態になるように
望んでいるので、

拒絶したものは受容されるまで
繰り返し差し戻されるという法則通りに
気に喰わない現状が続いているわけです。

まずは、この気に喰わない現実を
受容するところから始めてみました。

それは、そこそこ苦しいことですね。
でも、やってできないことはありません。

まぁ、苦しいだけなので、

命の呼吸をしながら受け止めて行けば、
それ以上でもそれ以下でも
ないわけですし。

でも、無意識で居ると、
こういう嫌な感覚というのは
つるつる逃げてしまいます。

こういう感覚があると、
現実はただの現実なのに、
不快なので現実を変えようと
あれこれもがいて不安や焦燥感を
掻き立て、駆り立てられていきます。

やるべきことはやるべきこととして、
こういう感覚に駆り立てられて
行動しても、結局は元の不安感や焦燥感は
統合しない限りはいつまでも
残り続けてしまいます。

だから、いつも感じている、
慣れ親しんだ不安や焦燥感ほど、
気づきにくいのでしっかりと
意識して飲み込まれないように
統合していくことが大切です。

思うようにならない現実と格闘している
人も多いけれど、現実をどうこう
しようとする前に、

まずは自分の中の感情のエネルギーに
対処してから行動すると、

その行動の原動力が焦燥感や不安
ではなくなるので、より建設的な
流れが生まれてきます。

また、
ついつい飲まれがちなこうした感情を
自分で受け止める術を身につけると、
不用意に人に依存したくなったり、
安易な方法に流れたりということが
少なくなっていきます。

こういう感情も、いわゆる
心の隙の一種なので、そういうところを
引っかけて行こうとする輩は
いつの時代にもいますからね。

心の揺らぎは、ある程度自分で対処
出来るに越したことはありません。

湧き上がる不快な感情に対して、
自分に言い聞かせて納得させ、
ねじ伏せても感情自体はそれで
本当に収まることはありません。

それはただの抑圧なので、
無くなったわけではないし、

何かのきっかけですぐにまた
浮上してくるでしょう。

だから、根本的に統合して
今この瞬間にくつろげる状態に
持っていけると良いですね。

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