可能性の扉を見出す

昨日は特別講座21「苦手な人間関係を楽しく
豊かにするためのワーク」でした。
ご参加くださった方、ありがとうございました。

「苦手な人間関係」と一口で言っても、
ちょっと気まずいご近所さんから
長年の怨讐の思い積み重なる親戚関係、
はたまたごくごく身近な家族まで、
本当に色々ありますよね。

昨日も様々な関係性について取り組んで
いったのですが、

自身の思考の癖で、自ら限界の壁を作って
その内側で不自由な思いをし、
その不満を相手に募らせる、
みたいな構図も結構ありました。

「できない」「それはすべきでない」と思うとき、
それは本当にできないことで、すべきでないこと
なのでしょうか?

突き詰めていくと、自分が勝手にそう思っただけで、
誰もそれを止めていないし、
やりたければただ自分がやればよかった、
ということ、ないでしょうか?

自分の思いや欲求を飲み込む癖のある方に
多いかな、という気がするのですが、

自分でそうしない選択をしている
にもかかわらず、そういう人って
結構腹に不平不満を溜め込むんですよね。

そうして、「どうせ私なんて。。。」
って思ってる。

心当たり、無いですか?(^^)

その不平不満は、相手のせいじゃないですからね。
自分が作ってるものです。
責任転嫁しちゃいけませんよ。

なぜこの人は自ら行動しないのでしょうか?

そこを掘り下げていくと、行動しようと
意識を向けた途端に重苦しい感情のエネルギーが
浮上してくるのです。

これが統合できてしまえば、スムーズに
行動できるようになります。

何の難しいこともないですね。

もし自分がその行動をしてしまったとしたら、
たとえば、人にどう思われるかが恐いとか、
相手に責められる、角が立つとか
その人の中では色々な嫌なイメージが
湧くわけです。

これらのイメージに貼りついている感情を
まず特定しますが、大抵何らかの過去の体験から
きている感情だと思います。

これらに命の呼吸を送り、飲み込んだ言葉を
吐き出したりしてわだかまりを統合していきます。

長年、同じパターンで自身の行動を自分で
封じているのに気づいていても、こうした
ブレーキになっている感情自体を
うまく解いてあげないと、頭で変えようとしても
なかなか難しいでしょう。

そうして何年、何十年もそれで生きてきて、
もはやそれが自分のアイデンティティの一部
になってしまったりしているのです。

でもそれは、あなたの本質などではないですし、
いくらでも変えていけるものです。

もちろん、本人がそれを望むのなら、
ですけれど。

やるべきでないことなんてなかった、
できないわけではなかった。

道は必ず続いています。ただ、その先に続く
扉がまだ見つけられていないだけ。

その扉は必ずどこかにあるので、
「ある」という前提で必死で扉を探すのです。

そういう視点でものごとに当たったとき、
今までの「できない」は、まだ可能性を
見つけていないだけの状態になります。

ざっと見てできない結論を下すのではなく、
何か少しでもできることはないのか。
まだ検討すらしていない可能性はないのか。
それは絶対にない、と言い切れるのか。

これまでよりも数段、粘り強く
問いかけてみたらいいと思うのです。

そうしていく内に、
その分野に詳しい人に相談してみようとか、
1人で抱え込んでいたけれど、
誰かに手伝ってもらってもいいかもしれないとか、

今まで「自分に許していなかった選択肢」が
浮かんでくるかもしれません。

今まで許していなかったのなら、
今は許せるだろうか、と問いかけてみてください。

許したとしたら、どれだけ可能性が広がる
でしょうか。それを許さないでいる理由は
あるのでしょうか。

誰が何と言おうと、
あなたは自分のやりたいことをやればいいのです。
ただし、その結果を引き受けることが大前提
ですけれどね。

気持ちが傷ついても、それを癒す力は
ちゃんと持っているわけですし、

それを使わずに不平不満の中に自分を縛り付けておく
マゾヒズムに浸りたいのでなければ、
結果を引き受けることから逃げる理由はないでしょう。

被害者で居続ける必要もないし、
自分が被害者でいることをやめれば、
加害者なんていなくなります。

あなたが被害者でいる限り、
必然的にあなたの人生には加害者が現れる
ということを、よく覚えておいてください。

自分がなりたい自分にしっかり意識を向けて、
今ちゃんとここにいて、できることを
しましょう。

あなたの今のその現状は、誰のせいでもない。
自分で選んできたことの結果だということを
事実として受け入れたなら、

これまでの世界とはどんな風に見方が
かわるでしょうか?

えぇ!?だってあれだけのことをされてきたのだから、
私がこんなに傷ついて不幸になっているのは
あの人のせいでしょ?

っていうような考え方をすべて放棄したとしたら。

だからと言って、自分が悪い、と自分を責める
こともしないで本当にただこのことを受け止める
としたら。

言葉で言うほど、簡単ではないでしょう。

けれど、頭で思うほど、不可能なことでもありません。

可能性を、「感じて」見てください。

もしこれができたら、あなたの世界は
大きく変わっていくでしょう。

変わることを、ご自身に許してみてください。

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