駆り立てられる心とリスクを引き受ける覚悟

最近、その時「やりたい」と思ったことをやることや、
「やりたくない」と思ったことをやらずにいることを
無条件に自分に許す、ということを意識しています。

昨日は、皆既日食前の影響か、ものすごく体が
しんどかったので、やることはいっぱいあったのですが、
何もせずにゆっくり過ごすことを自分に許しました。

以前だったら、こんなにのんびりしていてはダメなのに、
とどこかに罪悪感を感じながら、「仕方ないな」
と渋々休んだのでしょうが、

そんな風に人から言われながら休むのは、
悲しいしゆっくりできないですよね。

人にされて嫌なことを、私は自分に平気で
やっていたのだな~としみじみ反省しながら、
「今日はもう休む!」と無条件に許してあげました。

こんな具合に小さなことからちょっと大きなことまで、
やりたいことをやるように実践しています。

一方で、「やりたくないことをやらない」勇気が
もう一歩な感じでいます。(^^;

これは、裏を返せば「やりたいことをやる」ということと
同じなのですが、なぜか自分に

「やりたくないことをやらせる理由」を一杯探してきて、
「だからやっぱりやるべきなんだよ」と
気持ちをねじ伏せる癖が出て来てしまいます。

たとえば、来週あるイベントに誘われていて、
人と会う約束をしているのですが、実はどうも気が乗らず
ぐずぐずと準備を先延ばしにしている自分がいます。

けれど、せっかく誘っていただいたのだし、断るのは
相手に悪いし、勉強になると思うし、、、

などと「行くべき理由」を次々と畳みかけて
どうにか「行かなくちゃ」と思うようにしています。

書き出してみて、「やっぱり行きたくないんだな~」
ってわかるのですが、

「人に迷惑をかける勇気」「勉強の機会を失う勇気」
がまだないようです。

これも、ある種の「恐れ」ですね。

人に悪く思われてしまう。
せっかくのチャンスを失って損をしてしまう。

そういうリスクを受け止める覚悟がない状態です。

ここから、自分の正直な気持ちを実行するには、
リスクを引き受ける覚悟をしなければなりません。

自分の恐れを明確にしたら、
大分覚悟が定まって来ました。

よし、自分の気持ちに正直な行動をとろう。

実際、気が乗らない時に行動しても、
絶対にいい結果にはならないんですよね。

過去に、気が進まないのにやったことで
いい結果につながったことは、ただの一度も
ありません。

理屈ではないところで、私たちはちゃんと
自分がどうしたらいいのかを知っているのですね。

良い運気に乗るには、こういう自分の直観に
耳を傾け、それに忠実に在ることも
一つのポイントです。

私たちはしばしば、こういう直観よりも頭で考えた
理屈を信じようとし、自分の気持ちをねじ伏せて
動いてしまうことがあると思います。

そうすると、宇宙のタイミングのリズムから
外れてしまうので、「タイミングの悪い人」
「運の悪い人」になってしまうんですね。

自分に取ってもこんな風に、やりたくないことを
自分にねじ込むのはいいことがありませんが、
関係する人にとっても実はいいことはないんです。

お互いに、いいことがないのなら、
それをする意義はますます無いですよね。

以前、人と会う約束をしたもののやっぱり
気が重くて嫌だな~と思っていたのですが、

それでも無理やり行ってみると、相手も
体調が良くないとかでドタキャンされた
ことがありました。

ドタキャンにもかかわらず、逆にホッとしたような
気が抜けたような気がしたものです。

なんて無駄な努力をしていたんでしょうね。(^^;

私たちは今、溢れかえる情報の中で日々生活しています。
それに伴って、選択肢も無数と思えるほどに提示され、
毎瞬、何かしらの選択を迫られてもいます。

「どうしよう?」
「いったい何を選ぶのが正解なんだろう?」

そんな風に戸惑いつつ、

「間違った選択をして損をしたくない」
「チャンスを逃して残念な思いをしたくない」

などという恐れから、煽り立てて何かを選んでしまう
こともあるでしょう。

よく、商品の販売サイトなどで
「期間限定」や「みんなやっている」「残り〇個!」
などというキャッチフレーズなんかは、私たちの中の
そうした恐れに働きかけ、行動に駆り立てる販売側の
常套手段でもあります。

私もたまに乗ってしまうことがありますが、(^^;
駆り立てられてついつい行動してしまう前に、

「それって本当に必要なの?」
「ほかの選択肢はないというのは本当なのか?」
「今を逃したら、本当にチャンスは無くなるのか?」

と、立ち止まってハートに問うてみる習慣を
持つことは、大切だと思います。

いずれにせよ、心の中にリスクを引き受ける覚悟がないと、
ニュートラルなところから冷静にものごとを見る視点には
立てないでしょう。

普段から、深く自身のハートの奥からくる導きに耳を澄ます
習慣を身に着けておくことです。

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