先日もお伝えしましたように、
今週どこかでサーバーのお引越しを
行います。
それに伴い、メールが届かなかったり
ブックマークしていたページが
なくなってしまったり、ということも
あるかもしれません。
http://healing-gate.com/blog/
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幸いです。
さて。
この世界は毎瞬、私たちの興味を引くものに
溢れていて、私たちはそれらに
良くも悪くも、引き付けられ、
ときに囚われています。
たとえば夢中になっているアイドルとか、
最近気になっている新アイテム、
あるいは、ずっと頭を悩ませている
心配事など。
とにかくそのことでいつも頭が
いっぱいになってしまうのです。
そういうとき、私たちは大抵、
一番大切にすべき自分自身のことが
おろそかになっています。
それが、私が言う
「自分がお留守」の状態でもあるのですが、
意識が対象に囚われていて、
自分自身が空っぽになっているのです。
こんなとき、私たちは容易く
足元をすくわれ、他者にコントロール
されてしまいます。
だからそれはあまり健全な状態
ではないと思うのですが、
私たちはしばしば、自ら進んで
その状態に突撃していったりします。
そういうときの共通点は、
何か現実や自分に受け入れがたいものが
あるということです。
つまり、受け入れがたいそれを生きる
苦しみから逃れるために、
自身を現実から切り離して、
そうではない世界に行こうとするのです。
ここで、
心配しているときもそうなのか
と思われるかもしれませんが、
心配は、自分が恐れている可能性から
一心に逃れようと頭をフル回転させている
状態と言えますが、
結局それでも、恐れているものから
逃れられずに逆にどっぷりはまっている
のでしょう。
いずれにせよ、
地に足がつかずにふわふわしていて、
まず一番は、自分自身に背を向けている
のです。
私のセッションでは、
常に、自分自身の中心に帰っていくこと
を意図していますが、あらゆる不調は、
自分自身とのつながりが不健全に
断ち切られていることから来る
と考えています。
だから、どんな問題も、
根本的にこのつながりが回復されていくと
健全なエネルギーの循環に戻って
健全な状態で、より深まっていきます。
小手先の対処でどうにもならないときは、
一見遠回りに見えるようで、
自分自身とのつながりに取り組んだ方が、
人生のあらゆる分野の問題が
同時に解けていきます。
そうなるのも、
根っこが同じだからですね。
家族の問題も恋愛も勉強も仕事も、
自分の自身に対する在り方が
ホログラフィックに表れてきている
わけなので、それぞれが別の問題
というわけではないのです。
自分との健全なつながりを
取り戻していくことは、
より本質的な洞察を得ることでもあり、
その洞察はやはり世界のあらゆる分野、
視点の中でも通用する真理でもあります。
私たちは、何をどう言おうと、
この自分を通して人生を生き、
この世界を体験しています。
その時分に背を向けていたら、
一体誰の人生を生きて、
何を体験しているというのでしょう？
そういう在り方が、
現実感や当事者意識のない
まるで他人事のようにして
人生を生きる屍のようになっていくのです。
この状態のとき、
これまで何度も書いてきていますが、
良からぬ者が私たちの人生を掠め盗っていく
隙を自ら作っていることになります。
そういう存在が体の中に入り込み、
魂を盗んでいくと、私たちはますます
自分自身に戻れなくなっていきます。
なぜなら、私たちが自身の真実を
取り戻してしまうことを
せっせと邪魔するからです。
そして、我こそがこの人生の主だと
錯覚させ、本人のふりをして
人生を生きていたりするのです。
乗っ取られた方は、
このことになかなか気づけません。
セッションすると、
こういう事例はわんさか出てくるのですが、
あまりにも多いので最初はびっくり
していました。
いつの時代もこのくらいはあることなのか、
この時代だからこそ、こんなに多いのかは
よくわかりませんが、
いずれにせよ、
本来あるべき姿を全うできることこそ、
その命の幸せなのだろうと思っていますので、
見つけると大体交渉してそれぞれの
命の道筋に戻っていただいてます。
そういう存在が抜けた途端に、
その人自身の命の中心に戻ってこられるので
やはり異物が入っていては
本当に自身の人生をいきることは
できないのですね。
自分が本当に向き合うべきことから
逃げれば、よからぬ者に貪られますが、
しっかり向き合って越えたときに、
ググっと自分の根っこは深くなります。
自分が何に向き合うべきなのか、
安きに流れ、課題を先送りするのではなく、
本質を捉えて自分が深まるような
姿勢で日々を生きていきたいものです。